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ミッション9:ファイナルアプローチ10マイルからの着陸 このトレーニングミッションではどのように着陸作業を行うのか解説します。機体を適切に操縦し、グライドパスを約2.5度に保ち、速度をコントロールする、この3点(ともう1点)を実行してさえいればF-16の着陸は決して難しいものではありません。このミッションでは機体がファイナルアプローチ状態に入った時点から始まります。 トレーニングミッションの概要 ファイナルアプローチに正対した10マイル(海里)の地点からの着陸訓練を行います。 初期コンディション ・対気速度 :200ノット ・高 度 :2,000フィート(海抜高度) ・スロットル:中程 ・環境設定 :通常、ギアアップ状態 ・位 置 :滑走路のセンターラインに正対した状態で10マイル離れた地点から ・兵装モード:NAV ○ミッションの手順 このミッションは、滑走路に正対した10nmの地点を飛行している状態で開始となります。機体はギア(降着装置)を格納した状態で、速度200ノットで水平飛行しています。以下の手順に従って着陸を行ってください。 図9-1 1.トレーニングミッションの一覧から"09 Landing Final Approach"を選択してください。 2.HUD上でパスマーカーを水平ピッチ・ラインに合わせ、水平飛行してください。 3.[ Shift + CTRL + ALT + S ]を押して、視界を広げるためにヘディングスケールを消します。 4.タワーに着陸許可を要請します。ATC(航空交通管制)から通常の経路を指示されないようにするには、[ T ]を押してから"Declaring an emergency"(緊急事態を宣言する)を選択します。すると、ATCが緊急着陸用の滑走路を指示してくれます。指示された滑走路をよく覚えておいて、他機とのニアミスが起きないように着陸します。 5.対気速度が300ノット以下であることを確認してください。 6.[ G ]を押すか、あるいはレフト補助コンソールのギアハンドルを下ろしてランディングギアを展開します。レフト補助コンソールは画面の左端にあります。 ギアハンドルを下の位置に移動すると共にハンドル内の赤いライトが点灯し、ギアが下りている最中であることを表わします。ギアが下りてロックされた時点でこの赤いライトは消えます。なお、ギアの1つまたは複数が正しい位置にない場合は常に赤いライトが点灯します。ハンドルが下の位置に移動している場合は、ギアが下りてロックされるまでライトは点灯します。また、ハンドルが上の位置に来ている場合はギアが格納され正しく格納されるまで赤いライトが点灯します。したがって、赤いライトが点灯し続けている場合は、降着装置に問題が発生していることになります。 また、降着装置が下りてロックされている場合は、ギアハンドルの上にある3つの緑色のライトが点灯します。ハンドルが下の位置に来ている時にこれらのライトの1つが消えている場合は、そのギアに問題が発生していることになります。これらのライトは三角形を描いて配列されており、一番上のライトは前脚を、左右下側のライトは主脚をそれぞれ表わしています。 ギアが展開しロックされると、HUD上に何やら怪しいラインが出てくることに注目してください。水平線よりやや下にある2.5度のラインです。理想的なフライトパスになるようにフライトパスマーカーをこのライン上に維持するようにしてみてください。もちろんこの補助表示は適切なコース上にいるときにのみ適用できます。 ギアを展開したことで発生するもうひとつの影響としては、FLCSがランディングゲインモード(着陸モード)に切り替わることです。このモードになると入力に対する機体の反応が少しだけ小さくなります。また、降着装置によって僅かに機首が引き下げられることからくる追加抗力の発生にも気づく筈です。 7.ギアが降りてロックされたのを確認したら、出力を絞って速度を160ノットまで落とし始めます。燃料流量を2300パウンド/時にセットするかあるいはエンジン回転数(PRM)を約75%に合わせます。いかなる場合でも実際の対気速度をチェックしてください。HUD左側にあるカラットを見てください。HUDにある横向きになったVマークはTOS対気速度(目的の時間にステアポイント上空に到達するために必要な速度)をあらわしています。なのでTOS対気速度にあわせて速度を調整してはいけません。 この段階では対気速度に注意ししながら、速度が落ちすぎないようにしてください。機体をグライドパスに乗せ、HUD上のAOAブラケットを確認し始めるまで速度が160ノットを下回ってはいけません。 8.速度を落としている間は図9-3で示すようにパスマーカーがピッチ0度のライン上に重なるように維持してください。 図9-2 図9-3 9.進入端(滑走路のアプローチ側の端)がHUD上で水平ピッチラインの下3度に入ったら[ B ]を押してエアブレーキ展開し、パスマーカーを進入端に合わせます。進入端とは滑走路のアプローチ側の端にある黒いエリアのことを指します。図9-4は水平飛行の状態で進入端が水平ピッチラインの下3°に入った様子を示しています。 図9-4 図9-5は適切な3°のグライドパスを示しています。機体が下降し燃料流量毎時2000パウンドでギアを下げ、エアブレーキを展開しながら約160ノットを維持しているならば大きな出力の変化は必要ないでしょう。HUD上にはギアが下がるとAOAブラケットが表示されます。これはパスマーカーとこのブラケットとの相対位置を確かめることで、容易に機体の迎え角を知ることができるスケールです。なおアプローチに適切な迎え角は11度となります。適切なアプローチ速度で飛行するには、パスマーカーを迎え角ブラケットの上のラインに合わせ続けてください。 図9-5 10.進入端を指したら、対気速度をコントロールするために出力を調整してフライトパスマーカーが滑走路の終端にくるようにします。AOAブラケットの一番上が迎え角11度であり、一番下が15度となるなのでよく覚えておいてください。出力を調節しつつ迎え角を11度に固定しながら飛行します。AOAブラケットについてつけ加えると、アプローチ中はパスマーカーがブラケットの中程(13度)まで下がってしまうくらいなら特に問題はありません。しかし下部(15度)までパスマーカが落ち込んでしまわないように注意してください。機体を迎え角15度でコントロールし、安全に着陸することは大変困難です。迎え角15度で滑走路に激しく接地してしまうと、スピードブレーキを地面に擦り付けてしまう可能性があります。 11.機体が滑走路上を100フィートまで降下したら「フレア」と呼ばれる機動を行います。フレアは機体を接地させる際の衝撃をやわらげるために降下率を下げる機動であり、F-16にフレアをかけるにはゆっくりとパスマーカーを進入端から滑走路の終端まで移動させるように操縦桿を僅かに手前に引きます。操縦桿を少しずつ引き起こすに従って、フライトパスマーカーがゆっくりとあがっていく筈です。フレアを実施している間は滑走路の終端の下側にフライトパスマーカーが留まるようにしてください。タイヤが接地する音が聞こえるまで、対気速度を約130ノットに維持します。フレアをかけ始めたらスロットルは静かにアイドルに戻します。機体の対気速度が早すぎる、もしくはフレアをかけたときに出力をアイドルに戻さないと、機体が浮かびあがり再び上昇し始めまてしまいます。また、速度が遅すぎて機体が滑走路に落ちてしまうこともあるので注意してください。これらの事態が発生しそうになった場合は、ゴーアラウンド(再上昇)してもう一度着陸をやりなおします。また場合によっては、フレアをかけた後にさらに衝撃を和らげるためにほんの少しだけ出力をあげる必要がある場合もあります。 図9-6 12.タッチダウンしてタイヤが滑走路に接地する音を聞いたら、エアロブレーキがかかるようにゆっくりとガンクロスがHUDの10°のピッチラインに並ぶまで機首を引き起こします。このようにF-16では機体自体がスピードブレーキとして使われます。いったん着陸してしまうとフライトパスマーカーが使えないので、ガンクロスを目印にしまてください。機速が約100ノット以下になると、自然と機首が滑走路へ下がってきます。またスロットルの位置がアイドルの状態であるか再度確認してください。 13.着陸の最終段階は、F-16を駐機してシャットダウンします。まず[ SHIFT + / ]を押してノーズホイールステアリングを起動させます。航空機をタキシングするのは多少練習が必要です。一度機体が完全に停止してしまうと、再度動き出すためにはそれなりの(静止摩擦を超えるだけの)出力が必要であることもわかるでしょう。さらに一度動き出したら今度は出力を素早く絞る必要があります。さもないと必要以上に機体が加速してしまうので注意してください。 速度に注意しながらゆっくりと滑走路の終端までタキシングします。誘導路が見えたら曲がって駐機する場所を見つけます。速度が早すぎる場合は[ K ]を押してホイールブレーキをかけることで速度を落とします。 14.駐機したらシャットダウンチェックリストを確認していきます。 ・エジェクションシートを解除 ・スピードブレーキを閉じる ・正面コンソール左の"Master Arm"をSAFEにする ・右奥のコンソールのアビオニクス群の電源をオフ ・スロットルをアイドル状態にして、IDEL detentスイッチあるいは[ Shift + I ]を押してエンジンを停止する。 ・そのままエンジンが止まるのを待ちます。この時メインジェネレーターワーニングライトがアクティブになります。 ・"Master power"と"Engine Feed"をオフにする(右奥のコンソール上) ・キャノピーをあける(レフトコンソールの もしこれが初めて着陸作業で、補助が必要だと思った場合は[ ALT + H ]をおせば現在機体どこへ向かって飛行しているかを示すトラックラインが空中に表示されます。詳しくは Chapter 24 を参照してください。 Falcon AFは本物のF-16を忠実に再現しているため、着陸を成功させるには多少の練習が必要となります。が、練習を重ねていけばいずれこつをつかめるで筈です。上記の手順をスタートラインとして繰り返し繰り返しアプローチの練習に励んでください。パイロットはそれぞれパスマーカやAOAブラケットを利用したり、あるいは自分の「感覚」を頼りにするなど様々な独自のテクニックを持っているものなので、練習しているうちにきっと自分独自のテクニックをつかめると思います。 一度そのテクニックを自分のものにしてしまえば、鼻歌でも歌いながら簡単に着陸できるようになると思います。しかし、もしかしたら数回着陸を成功させた後になぜか突然着陸できなくなってしまうかもしれません。これは数回着陸を成功したパイロットがよく陥るものなので、さらに練習を重ねて克服してください。もし滑走路までうまくアプローチできなかった時は、迷わずに出力を最大にしてゴーアラウンドしてしまいましょう。多少燃料を消費したとしても新しいF-16を買うよりは安上がりですからね。
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下校普通以下 友好 好き以上 NGな呼び方普通以下 友好 好き以上 下校会話【琥一誕生日前】 【体育祭前】 【試験前】 【夏休み前】 【文化祭前(学園演劇以外)】 【冬休み前】 【春休み前】 【修学旅行前】 【3年文化祭前(文化部の時は学園演劇を選択)】 【卒業前】 【教会の伝説①】 【教会の伝説②】 【教会の伝説③】 下校 普通以下 誘う/下校 「琥一くん。」 「おう、オマエか。」 「よかったら、一緒に帰らない?」 ※OK 「おう。行くか。」 「よかった。」 ※NG 「悪ぃ。」 「(……仕方ない、ひとりで帰ろうっと)」 誘う/喫茶店 「琥一くん。ねえ、お茶して帰らない?」 ※OK 「サテンか。まぁ、悪かねぇか。」 「それじゃ、行こう!」 ※NG 「気分じゃねぇ。じゃあよ。」 「(……仕方ない、まっすぐ帰ろう)」 友好 誘う/下校 「琥一くん。」 「おう、どした?」 「よかったら、一緒に帰らない?」 ※OK 「おう、構わねぇぞ?」 「よかった! それじゃ、行こう?」 ※NG 「悪ぃ。用があんだよ。」 「(……仕方ない、ひとりで帰ろうっと)」 誘う/喫茶店 「琥一くん。ねえ、お茶して帰らない?」 ※OK 「おう、サテンか?ちょっと待て……」 「……?」 「大丈夫だ。行くぞ。」 ※NG 「あぁ……そりゃ無理だ。悪ぃな。」 「そう、残念……」 「おう、じゃあよ。」 「(……仕方ない、まっすぐ帰ろう)」 誘われる 「おい。いま帰りか?」 「あ、琥一くん! そうだよ。琥一くんも?」 「まぁな。一緒に行くか?」 『うん。一緒に帰ろう』 「おう、行くぞ。」 「うん。」 『じゃあ、お茶して帰ろうよ』 「おう、悪かねぇな。いや――」 「どうしたの?」 「あ? 大丈夫だ、気にすんな。 行くぞ?」 『ごめん、今日は・・・』 「そうか。じゃあよ。」 「(せっかく声かけてくれたのに悪いことしちゃったかな……)」 好き以上 誘う/下校 「「琥一くん。」 「おい……もう少し、小せぇ声で呼べ。どした?」 「あのね、一緒に帰らない?」 ※OK 「俺とか? まぁ、構わねぇけどよ……」 「うん! じゃ、帰ろ?」 「…………」 「……どうかした?」 「なんでもねぇ。行くぞ?」 ※NG 「悪ぃ、今日はちっとヤボ用だ。」 「そっか……」 「気をつけて帰れよ?」 「(……仕方ない、ひとりで帰ろうっと)」 誘う/喫茶店(ときめきになると断られない) 「琥一くん。ねえ、お茶して帰らない?」 ※OK 「おぅ、悪かねぇな。」 「決まり! じゃ、行こう。」 「ちょっと待て……大丈夫だ。こんなこともあろうかと、今日は昼飯を――」 「お昼ご飯?」 「なんでもねぇ。行くぞ、サテン。」 ※NG 「悪ぃ、今日はやめだ。」 「そっか、残念。また今度ね?」 「おう、そうしてくれ。気をつけて帰れ?」 「(……仕方ない、まっすぐ帰ろう)」 誘われる 「おい。」 「あ、コウくん。いま帰り?」 「まぁ、そんなとこだ。来いよ、帰るんだろ?」 『うん。一緒に帰ろう』 「・・・・・・おう。」 『じゃあ、お茶して帰ろうよ』 「サテンか?クッ、来やがったな?」 「?」 「今日はまかせろ。なんなら、おごってやるぞ?」 「ふふっ、行こう!」 『ごめん、今日は・・・』 「なんだ、用事じゃ仕方ねぇな……」 「ごめんね?」 「構わねぇよ。じゃあな。」 「(せっかく声かけてくれたのに悪いことしちゃったかな……)」 NGな呼び方 普通以下 「あぁ?」 「えっと……イヤだった?」 「…………」 「(今の呼び方じゃダメみたい……)」 友好 「おい……」 「ごめん、イヤだった?」 「次はねぇぞ?」 「(今の呼び方じゃ気に入らないみたい……)」 好き以上 「はぁ? なんだそりゃ……」 「や、やっぱりダメ?」 「ダメっつーか、勘弁してくれ……」 「(今の呼び方じゃダメみたい……)」 下校会話 【琥一誕生日前】 「そうだ、コウくんの誕生日、もうすぐだよね?」 「誕生日だ?・・・・・・おぉ、そう言えば、そんなもんがあったな。」 「そんなもんって・・・・・・なんか、嬉しくない?」 「くだらねぇ、歳食うだけじゃねぇか。」 「それはそうだけど、おめでたいことなんだし。もうちょっとこう――」 「はいはい、めでてぇなぁ。これでいいか?」 「もう、可愛くないなぁ!誰からもプレゼントもらえないよ?」 「あ?なんかくれんのか?じゃ、よこせ、ほら。」 「(どうだろう、この態度・・・・・・)」 【体育祭前】 「もうすぐ体育祭だね?」 「まあな。」 「あっ!まさかまた――」 「サボるとは言ってねぇだろ。顔ぐらいは出してやる。ガミガミウルセーのが2人もいるからな。」 「2人って、わたしと?」 「大迫だ。体育の教師とつるんで、単位握ってやがんだ。」 「参加しないと、体育の単位もらえないの?」 「そういうことだ。ったく・・・・・・奴ら、やりたい放題しやがる。」 「(それは大迫先生のセリフだよ・・・・・・)」 【試験前】 「もうすぐ期末テストだね。」 「チッ、いちいち報告すんじゃねぇ。わかってんだよ、なことは。」 「威張ってたって、点はとれないよ?ちゃんと勉強しなきゃ。」 「ハッ、知るか。赤点上等だ、コラ。」 「留年・・・・・・しちゃうかもよ?」 「だったらどうした、面白ぇじゃねぇか。」 「・・・・・・うん、面白いかも。」 「あぁ?」 「そっか、コウくんはわたしと琉夏くんの後輩になるのか・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 「ちゃんと、先輩って呼ばなきゃダメだよ?」 「あぁ・・・・・・そう言えばオマエよ。」 「?」 「ノートとか取ってんだろ?ちょっと、貸せ。」 「何のノート?」 「いま持ってんのでいいから、ほら、貸せ。」 「(ちょっとは勉強する気になったのかな?)」 【夏休み前】 「もうすぐ夏休みだね?コウくんは何か予定ある?」 「バイトだ。」 「生活大変だもんね・・・実家には帰らないの?」 「まあ、一度くらいはな。ルカの野郎を連れてかねぇと。」 「そっか。苦労が絶えないね?」 「まぁな。ハァ・・・・・・たまにはこう、1人でパっと遠出でもしてえなぁ・・・」 「そうしなよ!バイクで出かけてみたら?」 「そうだ、路面が熱くなってきたからな、オイルとタイヤ変えねぇと・・・」 「(苦労性なんだね・・・)」 【文化祭前(学園演劇以外)】 「もうすぐ文化祭だね・・・・・・」 「おぅ。今日のHRで、ルカの馬鹿がなんかしゃべってやがった。」 「琉夏くんが?」 「クラス展示を上手くサボる方法だそうだ。」 「また琉夏くんは・・・・・・それで、みんなは?」 「ノリノリだ。あの野郎、変にクラスの連中のウケがいいからな。」 「男子にも女子にも人気あるもんね?でも、みんなまでしょうがないなぁ・・・・・・」 「待て、この話にはオチがある。」 「オチ?」 「ルカの腹と違って、やたら盛り上がってよ、かえってメンドクセー展示になんだと。ルカの野郎ぼやいてやがった。」 「もう、自業自得だよ。」 【冬休み前】 「琥一くん、もう冬休みの予定は立てた?」 「なもんねぇよ。バイトだ、バイト。朝から晩まで人様のクルマ洗うんだよ。」 「そっか。年末年始は洗車のシーズンなんだね。」 「どいつもこいつも、テメェのクルマくらい、テメェで洗やいいのによ。」 「でも、それじゃ琥一くんの仕事が無くなっちゃうよ?」 「まあな。ハァ……世の中ままならねぇな。」 「ふふっ、そう言えば、お正月は実家に行くの?」 「除夜の鐘までバイトで、それからルカ拾って、そのまま行く。」 「じゃあ、家族揃ってお正月だね?」 「だといいけどよ。あの野郎、またとぼけるつもりじゃねぇだろうな…… おい、大晦日にルカの野郎見かけたら、その辺に縄で縛りつけとけよ?」 「大げさだなぁ……」 【春休み前】 「琥一くん、春休みはどうする予定? やっぱりバイト?」 「おいおい、見くびるんじゃねぇよ。」 「あ、なんか予定があるの?」 「まあな。」 「どこかに出かけるとか?」 「まあな。」 「どこどこ?」 「単車の集まりがあってよ、ちっと遠出だ。」 「……え? それってもしかして……」 「馬鹿、そんなんじゃねぇよ。同じ単車乗ってんのが集まんだよ。まあ、趣味の集まりだ。」 「へぇ……集まって何するの?」 「テメェの単車自慢して、そんで、サーキットに出たりな?」 「本格的だね。琥一くんも出るの?」 「俺は整備だ。走んのはルカに任せてる。アイツは馬鹿みてぇに速ぇからな。」 「そっか、うん。」 「……なんだよ?」 「兄弟仲がいいなぁ、と思って。」 「バーー気持ち悪ぃこと言うんじゃねぇよ。」 「(ふふっ、琥一くん照れてる)」 【修学旅行前】 「もうすぐ修学旅行だよ?」 「おう、北海道だ。あそこは悪くねぇぞ。」 「楽しみだね?もうどこか、行きたいところ決めた?」 「俺は小樽にしか行ったことがねぇからよ、どこでも構わねぇんだ。」 「そうなんだ。小樽に親戚がいるとか?」 「あ?あぁ・・・・・・まぁ、ガキの頃の話だ。」 「そっか。じゃあ、旅行中会いに行けるかもね?」 「あぁ・・・・・・まぁ、そうかもな?」 「コウくん、どうかした?」 「いや?オマエよ、ヒツジ食ったことあるか、ヒツジ。うめぇぞ、ありゃ。」 「(・・・・・・コウくん?)」 【3年文化祭前(文化部の時は学園演劇を選択)】 「もうすぐ文化祭だね?今年は学園演劇が--」 「ルカに入れろ。」 「・・・・・・なんのこと?」 「主役の投票だ。もう始まってんだろ。ルカに入れろ。」 「琉夏くんを応援してるの?」 「気味悪ぃこと言うな。そうじゃねぇよ。」 「でも・・・・・・」 「クラスのヤローどもが組織票で俺に入れてやがんだ。」 「えぇっ!?コウくんって、男子にモテモテ?」 「馬鹿!・・・・・・女どもがあんまりルカに入れやがるから、アタマに来てんだとよ。」 「なるほどね・・・・・・」 「なるほどじゃねぇんだよ。いいな?わかったらルカに入れろ?」 「(今年の演劇、どうなっちゃうんだろ・・・・・・)」 【卒業前】 「ハァ・・・もうすぐ卒業か・・・・・・」 「どした、しけた面しやがって」 「やっぱり、寂しいよ。高校生活が終わるんだもん。」 「せいせいするだろ、もう、テストだ受験だって、冷や汗流すこともねぇんだぞ?」 「コウくん、冷や汗なんて流してたっけ?」 「ウルセー。でも、まぁ、わからねぇでもねぇ。オマエが言ってることも。 体育祭だの文化祭だの、ダセェ高校生活だった。」 「ん?」 「感謝してんだよ。年中ピリピリしてた中学の頃とはエライ違いだ。みんな、オマエのおかげだ。」 「わたし、べつに何も--」 「何もねぇ、そこら辺のつまらねぇ青春時代みてぇなのが、まぶしい奴も居るってことだ。」 「そんなもんかな・・・・・・でも、そうか。退屈なことも楽しいことも、みんな、青春の1ページだね?」 「馬鹿、オマエ、青春とか言ってんじゃねぇよ。恥ずかしいんだよ。」 「コウくんが先に言ったんだよ?」 「言うか、馬鹿。言わねぇだろ。」 「(わたしの三年間、あともう少し。大切にしなきゃ・・・・・・)」 【教会の伝説①】 「ねぇ、学校の教会に伝説があるって、知ってる?」 「伝説? あぁ。おとぎ話みてーなあれか?」 「そう。王子様とお姫様が再び巡り合って……」 「ククッ……」 「あ、笑った。」 「笑うだろ、そりゃ。王子様ってよ……」 「もう、いい。」 「怒んな。うちの親父の話じゃ、あの教会、外国から持ってきたもんらしい。」 「外国から?」 「戦後、モノが無い時代に、わざわざ船で運んだんだと。元はどっかの森の中にあったとんでもなく古い建物らしい。」 「へぇ……」 「まあ、うちの親父は土建業だからな。そのあたりの話は詳しいみてぇだな。」 【教会の伝説②】 「ねぇ、学校の教会の噂、聞いた?」 「聞いたも何も、有り過ぎなんだよ。伝説が。」 「そうだよね……もう何が何やら。」 「最近聞いたのは……おぉ、そうだ。」 「なに?」 「氷室がいんだろ、学年主任の?」 「氷室先生?」 「どうも、アイツが一枚噛んでるらしい。」 「一枚噛んでるって……」 「アイツは実はロボットで、3年に一回、教会の地下でメンテすんだと。」 「まさかぁ!」 「だよな? でもよ……実はロボットってとこは、案外あるかも知れねぇ……」 【教会の伝説③】 「おい、教会の伝説、仕入れてきたぞ。」 「仕入れて? ……どんなの?」 「秘密結社だ。」 「…………」 「ステンドグラスがよ、ほら、あれだ、コードか? そんなもんになってるらしい。」 「暗号ってこと?」 「おぉ、それを中世から秘密結社が守ってやがんだ。バレたら、世界の終りらしいぞ。」 「大変だね、それは……」 「おい。なんか気のねぇ返事だな。いいか、秘密結社だぞ? 世界の終りだぞ?」
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琥一からの電話 三人で学校へ 琥一からの電話 ○○「!! あ、琥一くん!」 琥一「ルカ、そっち行かなかったか?」 ○○「うん、さっき家の前に来て――」 琥一「昼間絡んできたのは、いつもの奴らだな?」 ○○「うん。」 琥一「わかった……」 ○○「琉夏くん、大丈夫かな……」 琥一「いつものことだ。オマエはつまんねぇこと心配しないで寝ろ。」 ○○「でも――」 琥一「大丈夫だ。……じゃあな?」 ○○(2人とも、危ないことしないで……) ○○(結局よく眠れなかった……2人とも大丈夫かな……) 三人で学校へ ○○(やっぱり2人とも来てない。電話もつながらないし……) 大迫「○○。」 ○○「あ、大迫先生。」 大迫「琉夏たち、探してるのか?」 ○○「あの、はい……連絡もつかなくて。」 大迫「ちょっとケガしててな。2人とも総合病院だ。先生も、今帰って来た。」 ○○「総合病院!?」 大迫「大丈夫。ちょっとケガしただけだ。2人ともピンピンしてる。」 ○○「でも、怪我って――」 大迫「心配すんな、って言っても無理だな?……よし、行って来い!」 ○○「はい!あ、でも授業――」 大迫「そんなもんどうでもいい!行け!」 ○○「はい!」 ○○(えっと、病室は……) 看護師A「お見舞いの方ですか?」 ○○「あ、はい。桜井琉夏さんと琥一さんの病室は……」 看護師B「あぁ、桜井さん達なら、屋上にいましたよ?」 ○○「……屋上?行ってみます。ありがとうございました。」 看護師A「お大事に。」 看護師B「ねぇねぇ、どっちのカノジョかな?」 看護師A「琉夏君でしょ、やっぱり。カワイイ~~」 ○○(ちょっと恥ずかしい……) ???「○○。」 ???「あ?」 ○○「琉夏くん、琥一くん!」 ○○「!!」 琉夏「どうしてここに?」 ○○「大迫先生から聞いて……」 琥一「あのヤロウ。黙ってろって言ったのによ。」 ○○「……大丈夫なの?」 琥一「どうってことねぇよ。こいつは大げさに包帯巻かれただけだ。」 琉夏「不死身だからね?」 ○○「もう……どうしてこんなこと……」 琥一「ほらルカ、聞いてんだろ?」 琉夏「うん、えぇと……ゴメン。」 琥一「それじゃわかんねぇだろうが。」 琉夏「ホントに、ゴメン。でももう、これで終わりだ。」 ○○「どうして?」 琥一「聞くな。でもまあ、俺も保証してやる。これで終わりだ。」 ○○「?」 琉夏「学校、まだ午後に間に合うかな?」 琥一「あ?」 ○○「えぇ!?無理しちゃダメだよ!」 琉夏「行きたいんだ。もう、学校に行けるの、あと少しだろ?」 ○○「琉夏くん……」 琥一「わかった。不死身のヒーローだオマエは。コイツ、着替えさせるぞ。手伝え。」 ○○「でも――」 琉夏「行こう。3人で、学校に。」 ○○「うん、わかった。」
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単独繁華街『パワーアップ』 森林公園『買ったはいいけど』 複数繁華街『兄弟の言い争い』琉夏・琥一 『原因はたい焼き?』琉夏・琥一 『二人の兄』琥一・新名 『素直な琥一くん』琥一・大迫 森林公園『不良に絡まれた?』琥一・設楽 『新鮮な姿』琥一・花椿 臨海地区『柔道で勝負だ』琥一・不二山 『モメる二人』琥一・新名 全地区『●●ではない!』琥一・宇賀神 単独 繁華街 『パワーアップ』 【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生 【条件】琉夏のイベント『ICU』を見ていない 〇〇(そろそろ帰ろっかな。あれ、あそこにいるのは……) 〇〇「琥一くん!」 琥一「〇〇。おう、買い物か?」 〇〇「そんなところ。琥一くんも?」 琥一「まあな。ジャンク屋に、探してたバイクのパーツが入ったから、安く譲ってもらった。」 〇〇「へぇ……どんなの?」 琥一「オマエ、聞いてわかんのかよ?」 〇〇「わかるかもしれないよ?」 琥一「ピストンリングとガスケットだ。」 〇〇「???」 琥一「みろ。 ボアアップ――エンジン強くすんだよ。トルクが足らねぇってルカが言ってたからよ。」 〇〇「ふぅん。ねぇ。琉夏くんの運転ってやっぱり琥一くんからみても上手いの?」 琥一「上手いなんてもんじゃねぇよ。動体視力と反射神経が、人間離れしてんだ、アイツは。」 〇〇「そっか。自慢の弟だね?」 琥一「べつに……ちょっと、ビビらせてやろうと思ってよ?」 〇〇(ふふ、琥一くん、照れてる) 森林公園 『買ったはいいけど』 〇〇「琥一くん!」 琥一「〇〇。おう、買いもんか?のほほんとしたツラしやがって。」 〇〇「失礼だな…なんか、琥一くん、今日はご機嫌だね?」 琥一「まあな。すげぇレコード、手に入れたからな。ピクチャー盤だ。」 〇〇「どれどれ?」 : 〇〇「そっか、そのメガネの人、すごい人なんだね。サラリーマンみたいだけど。」 琥一「オマエ……この人はだな、最後のロックンローラーだ。」 〇〇「ふぅん。じゃあ、早く家に帰って、聴かなきゃね?」 琥一「針なんて落とすか。ピクチャー盤だぞ?飾るんだよ。」 〇〇「へえ、そうなんだ。やっぱり、すごく高いの?」 琥一「そりゃオマエ――ハァ……しばらくホットケーキ食うか。」 〇〇(よっぽど好きなんだね…) 複数 繁華街 『兄弟の言い争い』琉夏・琥一 【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない 〇〇(さてと、そろそろ家に帰ろうかな! あれ、そこの2人……) 琥一「オマエ……小学生の小遣いじゃねぇんだから……」 琉夏「じゃ、コウはあといくらだよ?」 琥一「俺は、まあ、たまたまデカい買いもんがあって……」 〇〇「琥一くん、琉夏くん! そんなとこにしゃがんでたら、周りの迷惑だよ?」 琥一「ん? なんだオマエか。」 琉夏「〇〇ちゃん、オッス、買い物?」 〇〇「そうだよ。何してるの、2人して。」 琥一「まあ、ちょっとな。今月のやりくりをな。」 琉夏「今月はヤバい。またコウがガラクタ買っちゃったから。」 琥一「ガラクタじゃねぇ。テメェこそ、虫みてぇに甘いもんばっか買ってきやがって。」 琉夏「虫って言うな。いいだろ、俺のはちゃんと食えるんだから。」 琥一「胸やけすんだよ。どうせなら肉とかちっとはマシなもんを――」 〇〇「ね、ねぇ、わたしちょっと貸そうか?」 琥一「!!」 琉夏「!!」 〇〇「あの……ちょっとくらいなら。」 琥一「おいおい……女から借りるほど落ちぶれちゃいねぇよ。」 琉夏「ああ。これは俺たち兄弟の問題だ。行くぞ、コウ。」 琥一「おお。じゃあな。」 〇〇(カッコつけてる……一瞬考えたくせに) 『原因はたい焼き?』琉夏・琥一 【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない 琉夏「おかしいな…きっちり計算したんだ。なんか買い忘れた?」 琥一「忘れてねぇよ。台所洗剤と、サラダ油だろ?トイレットペーパーと…」 〇〇「琉夏くん、琥一くん!」 琉夏「オッス、買い物?」 〇〇「そうだよ。琉夏くんたちも?」 琉夏「まあね。」 琥一「おい、ヤベェぞ。」 琉夏「なんだよ?」 琥一「シャンプー買い忘れた。」 琉夏「マジで?それはちょっとマズイな…」 〇〇「どうして? スーパーまだ空いてるよ? コンビニもあるし」 琥一「金がねぇ。こいつがたい焼きなんて買うから…」 琉夏「だって、コウが金が余ったって言うからさ」 〇〇「そんなにギリギリなんだ…」 琥一「どうするよ、おい」 琉夏「じゃ、洗剤で洗おう。コウのアタマ、ワックスだらけだから逆にいいかも。」 琥一「なるほど、逆にな?」 琉夏「だろ?」 琥一「笑い事じゃねぇんだよ。」 琉夏「〇〇、たい焼きと何か、交換しない?」 〇〇「交換? どうして?」 琥一「おお、それ続けりゃ、いつかシャンプーになるってことか?」 琉夏「コウ、冴えてるな。」 〇〇(わらしべ長者みたいな話だな…) 『二人の兄』琥一・新名 【条件】2年目4月1日以降 〇〇(あれ? あの二人……) 新名「やっぱ、琥一さんシビィや。ザ・兄貴だ。あ、ジ・兄貴か。」 琥一「なんだそりゃ?」 〇〇「新名くん、琥一くん。」 新名「あ、ちょりっす、〇〇さん。」 〇〇「ちょりっす。何の話?」 新名「弟の罪をかぶったり、親から理不尽な説教を受けたり……兄貴は、苦労するよなって。」 〇〇「そっか。二人ともお兄ちゃんなんだ。」 新名「こないだなんか、弟がガッコで成績落ちたのまで、一瞬だけどオレのせいにされたんだぜ!?」 琥一「まあ、よくある話だ、そりゃ。」 〇〇「どうして新名くんのせいにされちゃったの?」 新名「オレの部屋でよく漫画読んでっからじゃね? 長時間入り浸るんだよなー、オレの部屋に。」 新名「アンタが漫画買うのが悪いって、どんだけヒデェ言いがかりだよ。なあ?」 〇〇「ふふっ、お兄ちゃんは大変だね?」 新名「だろ? あーあ、オレ琥一さんみたいな兄貴が欲しかったなぁ。」 〇〇「琥一くんみたいな?」 新名「なんか琥一さんてさ、実の親でも、一目おきそうな感じじゃん? 関係がイーブンっていうか?」 新名「ウチの親なんてさ、こっちが何言っても端からガキ扱いだもん。」 琥一「ガキなんだからしょうがねぇだろうが。気にいらねぇなら、家出りゃいいんだよ。」 新名「うわ、シビィや……やっぱ琥一さんスゲェ! ウチに来て欲しい!」 琥一「行くか、馬鹿。」 新名「んじゃ弟子入りしたい。」 琥一「なんの弟子だよ……」 新名「兄貴はつれねぇなー。」 琥一「やめろ。メンドクセー弟ならこっちは間に合ってんだよ。」 〇〇(今、二人が兄弟みたいに見えるよ……) 『素直な琥一くん』琥一・大迫 琥一「〇〇。」 大迫「おう、どうした? ショッピングか? もう遅いぞ」 〇〇「あ、はい! いま帰るところです! …琥一くん、なんかしたんですか?」 琥一「ウルセー」 大迫「コラ、琥一! まあ…いつものことだ。補習をサボったと思ったらこんなところで……先生ビックリした。」 琥一「すんません。」 大迫「琥一、もう少し大人になったらどうだ?」 琥一「はぁ。」 大迫「勉強が苦手でもいい。ヤンチャも結構。でもな、約束は守れ。それが男だ。」 琥一「へい。」 〇〇(ふふ…なんだか台詞と見た目があべこべみたい…) 大迫「ん? どうした?」 〇〇「いえ! なんでも!」 大迫「よし! じゃあ、二人ともまっすぐ家に帰れよ?じゃあな!」 琥一「ハァ~…説教がなげぇのなんの…」 〇〇「ふふ、でも琥一くん、大迫先生の言うことは聞くんだね?」 琥一「まぁな。大迫には、出席ごまかしてもらったり、ずいぶん世話になってるからな。」 〇〇(さすがの琥一くんも、大迫先生にはかなわないんだね) 森林公園 『不良に絡まれた?』琥一・設楽 〇〇(あれ? あそこにいるのは……) 琥一「黙ってねぇで、なんとか言え、おい。」 設楽「おまえには、関係ないだろ……」 〇〇(やっぱり、設楽先輩と琥一くん!) 〇〇「どうしたの!?」 琥一「おう、〇〇。」 設楽「見ての通り、不良に絡まれてる。」 琥一「人聞きの悪いこと言うんじゃねぇよ。オマエにはカンケーねぇ。ちっと、世間話だ。」 〇〇「そんな風には見えなかったよ?」 設楽「関係ないのは、琥一だろ。バカ。」 琥一「あぁ? なんか言ったか? セイちゃんよぉ?」 設楽「べつに……」 琥一「チッ……とにかくだ。おふくろさん、泣かせんな。いいな?」 設楽「あの人に担がれたんだ、おまえは。嘘泣きに決まってるだろ?」 琥一「まったく……いつまでヒネたガキなんだか。」 設楽「そういう琥一。おまえは家に戻ったんだろうな?」 琥一「あぁ? そりゃぁ、まあ、ぼちぼちな。」 設楽「ふん、なるほどな。じゃあ、俺はこれで。」 琥一「…………」 設楽「おまえに言われたくないんだよ、馬鹿!」 琥一「やんのか、コラ!」 〇〇(けっこう仲いいのかな、2人……) 『新鮮な姿』琥一・花椿 〇〇(あれ? あそこの2人……) 花椿「へぇ、コーイチ君ってさ、ビンテージとか着るんだ。かなり意外……」 琥一「ウルセーな。着ちゃ悪ぃのかよ?」 花椿「ほめてんだから、いちいち突っかかんないの。うっとーしーな。」 琥一「あぁ?」 〇〇「琥一くん! 花椿さんも、何してんの、こんなとこで?」 花椿「あっ! バンビ~♡」 琥一「なんだ、オマエ、こいつの知り合いか? つーか、バンビって――」 〇〇「えぇと、そうそう! 花椿さん、友達だよ!」 花椿「ねぇねぇ、コーイチ君って学校じゃあんななのにさ、普段は結構、お洒落だね。知ってた?」 〇〇「うん、そうだよ。」 花椿「そっか。夜露死苦とか刺繍した服着てんのかと思った。」 琥一「着ねぇだろ……」 〇〇「琥一くんは、お洒落にこだわってるんだよね?」 琥一「バカ、お洒落じゃねぇ。ポリシーだ。」 花椿「ちょっと……バンビにバカって言った? ぶっ飛ばすよ、バカヤンキー。」 琥一「なんだ、コラ。」 花椿「おっと。アタシ、急いでたんだ。じゃあね、バンビ♡」 〇〇「バイバイ、花椿さん!」 琥一「バンビってよ……オマエ――」 〇〇「変わった友達が多いよね。うん、知ってる……」 臨海地区 『柔道で勝負だ』琥一・不二山 【条件】1年目4月1日~3年目10月23日/主人公が柔道部に所属 琥一「ちょっと待て……話が見えねぇ。」 不二山「何度でも答えてやる。単純な話だ。」 〇〇(……? 琥一くんと不二山くん?) 〇〇「ねぇ、2人とも、どうしたの?」 琥一「〇〇。」 不二山「〇〇。悪ぃ。今、取り込み中だ。」 琥一「もう一度聞く。……俺が勝ったら?」 不二山「柔道部主将を譲る。」 琥一「で、負けたら?」 不二山「お前を柔道部で鍛え直す。」 琥一「じゃ、どっちみち柔道部じゃねーかコラ!」 不二山「柔道やらないでどうすんだ、そんな身体で。」 琥一「どうもしねぇよ、悪ぃのかよ?」 不二山「そうだ、悪い。」 琥一「メンドくせーな、おい……」 不二山「いま答えを出せとは言わない。考えとけ……じゃあな。」 〇〇「うん、じゃあね不二山くん。よし……琥一くん、考えてみよっか?」 琥一「考えねーよっ! 爽やかにしめてんじゃねぇよ!」 〇〇(……だよね、やっぱり) 『モメる二人』琥一・新名 【条件】主人公と新名が柔道部に所属 琥一「さっきからなんなんだ?」 〇〇(? ……琥一くん?) 新名「いや、シビィや……琥一さん。私服もやっぱパネェ、シビィ。」 〇〇(あれ、新名くんも……) 琥一「あぁ? テメェ、ケンカ売ってんのか?」 新名「怖っ、まさか!」 〇〇「ストーップ!!」 琥一「〇〇。」 新名「あ、〇〇さん。」 〇〇「もうっ! なにしてんの、道ばたで!」 琥一「何もしてねぇだろ。このチャラついたボウズが絡んできやがるから――」 新名「やだな、オレはただ、はば学生として、VIPの桜井琥一さんに、挨拶しとかねぇとって。」 琥一「じゃ、用は済んだろ。こっちはこれからバイトで忙しいんだ。」 新名「えぇ、まあ。ただ、嵐さん――あ、ウチの主将なんスけど、どっちが強ぇのかなぁ……」 〇〇「嵐? あぁ……柔道部の不二山か?」 新名「あれ……やっぱ意識しちゃってんだ。どっちが強ぇか、とか?」 琥一「クッ……くだらねぇ。主将だか何だが知らねぇが、所詮スポーツだろーが?」 〇〇「琥一くん!」 新名「アララ、いいんかなぁ……あの人ほら、柔道ラブなんで、今の聞いたらきっとブチギレちゃうなぁ……」 〇〇「新名くんも挑発しないの!」 新名「つーことで、いつでも道場開けて嵐さんと待ってますんで! どもっ!」 〇〇「もう……琥一くん、ケンカはダメだよ?」 琥一「ククッ……柔道上等。」 〇〇(完全にのせられてる……) 全地区 『●●ではない!』琥一・宇賀神 宇賀神「バンビ!」 〇〇「あれ、宇賀神さん?」 宇賀神「助けて」 〇〇「なに、どうしたの?」 〇〇「あ、琥一くん。今日はバイト?」 琥一「おう。」 宇賀神「桜井琥一に襲われる」 〇〇「えぇ!? ちょっと、コウくん!」 琥一「待てって! 俺は迷子のガキだと思って事務所に連れてこうと…なんで俺の名前知ってんだ。」 宇賀神「ガキって言った。」 〇〇「この子は、宇賀神みよさん。はば学で、同い年だよ?」 〇〇「宇賀神さんは、占いにこってるんだよね?」 琥一「同い年だぁ? マジかよ・・・」 宇賀神「桜井琥一、牡牛座。A型。桜井琉夏の兄。性格は極めて粗暴。ガキっていうな、バカ。」 琥一「あぁ?」 宇賀神「バンビ。」 〇〇「もうっ! 怖がってるでしょ!」 琥一「いや、だってそいつが…」 〇〇「宇賀神さん、琥一くんに何か用があったの?」 宇賀神「情報収集してた。」 琥一「なんだそりゃ。」 〇〇「宇賀神さんの占いは当たるって有名なんだよ。ね?」 宇賀神「当たる。星の導きによって。」 琥一「よくわかんねーけど……とにかくチョロチョロすんな。危ねぇだろ。」 宇賀神「……帰る。バイバイ、バンビ。」 〇〇「うん、じゃあね、宇賀神さん。」 宇賀神「チョロチョロって言うな、バカ。」 琥一「なんだぁっ?」 琥一「〇〇、おまえ、変わったダチが多いな……」 〇〇(本当にそう思う、他にも琥一くんとかね…)
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コマンド ステータス不足 運動部・全国大会野球部優勝 優勝以外 テニス部優勝 優勝以外 バレー部優勝 優勝以外 新体操部優勝 優勝以外 文化部マスター吹奏楽部 美術部 生徒会執行部 手芸部 メール お見舞い コマンド 宇賀神と遊ぶコマンド全成功 宇賀神「今週は楽しかった。星の導きの通り。」 コマンド全失敗 勉強「失敗から、成功を学べばいい。」 芸術「独創性はある。技巧は後から付いてくるはず。」 運動「落ち込んではダメ。心を強く持てば、体の調子も上向く。」 流行「情報の波に溺れてはダメ。自分の目と、星の導きを信じて。」 魅力「向上心ゆえの失敗。諦めないことが大事。」 部活「休むことも必要。無理はしないで。」 遊ぶ「星の陰りが消えない。今は無理しなくてもいい。」 ステータス不足 勉強「バンビ…このままではダメ。知性も必要。」 芸術「感性だけで芸術を表現するのは至難。学ぶことが必要。」 運動「」 流行「」 気配り「」 魅力「」 運動部・全国大会 野球部 友好以上 宇賀神「バンビ。」 〇〇「あ、来てくれたんだ。ねぇ、宇賀神さん。うちのチーム、勝てるかな?」 宇賀神「それは星の巡り次第……チームの補星の力が大局を左右する。」 〇〇「つまり……どういうこと?」 宇賀神「簡単に言うなら、マネージャーであるバンビのサポート次第。」 〇〇「そうなんだ!?じゃあ、がんばらなきゃ!!」 優勝 友好以上 〇〇「やったー、優勝!!“はば学”野球部、日本一!!全国制覇を達成、嬉しい!」 宇賀神「優勝おめでとう、バンビ。」 〇〇「応援ありがとう、宇賀神さん!」 宇賀神「バンビの力が勝利を引き寄せた。」 宇賀神「星の導き、信じる気になった?」 〇〇「うん、もちろん!」 〇〇(野球部のマネージャーを続けてきて本当に良かった!) 優勝以外 友好以上 〇〇「準優勝、全国2位!!ちょっと残念だけど、おめでとう、みんな!」 宇賀神「残念だったね、バンビ。」 〇〇「宇賀神さん……」 宇賀神「これは星の巡りが少し悪かっただけ。」 〇〇「みんなの努力はまた別の形で報われる。」 〇〇(負けちゃったけど野球部のマネージャー続けてきてよかったな……) テニス部 友好以上 宇賀神「そこをくぐってはダメ。」 〇〇「え?きゃっ!!」 〇〇「宇賀神さん、きてくれたんだ。ダメって?」 宇賀神「そのゲートは方角が悪い。南側から入るべき。」 〇〇「そうすれば……勝てるってこと?」 宇賀神「絶対ではないけれど、勝率が30%上昇する。」 〇〇「わかった。宇賀神さんを信じて向こうから入場するね。」 〇〇(よーし、やるぞっ!) 優勝 友好以上 〇〇「やったー、優勝!!“はば学”テニス部、日本一!!全国制覇を達成、嬉しい!」 宇賀神「バンビ、優勝おめでとう。」 〇〇「ありがとう。宇賀神さんのアドバイスのおかげだね。」 宇賀神「良い結果をもたらしたのは、バンビの実力。」 〇〇「きっとゲートを変えて気分が落ち着いたから、調子が良かったんだと思う。」 宇賀神「うん。とてもいい試合だった。」 〇〇(やったね!テニス部続けてきてよかったな!!) 優勝以外 友好以上 〇〇「準優勝、全国2位!!ちょっと残念だけど、結果は残せたよね!」 宇賀神「バンビ……」 〇〇「宇賀神さん、どうしたの?暗い顔して。」 宇賀神「わたしが運命に干渉したから、こんな結果に……」 〇〇「ううん、それはわたしの実力。でも宇賀神さんのおかげで全力を尽くせたよ。」 宇賀神「そう……ごめん。励まされるべきなのは、バンビの方なのに。」 〇〇(負けちゃったけど、テニス部続けてきてよかったな……) バレー部 友好以上 宇賀神「バンビ。」 〇〇「宇賀神さん。応援に来てくれたの?」 宇賀神「ひとこと、助言。」 宇賀神「バンビとカレンの星が最接近してる。ボールはカレンにつなげるのがいい。」 〇〇「そうなんだ!?うん、わかった。ありがとう。」 宇賀神「自分とカレンの力、そして星の導きを信じるの。がんばって。」 〇〇(よし……がんばらなくちゃ!) 優勝 友好以上 〇〇「やったー、優勝!!“はば学”バレーボール部、日本一!!全国制覇を達成、嬉しい!」 宇賀神「バンビ。……カレンは?」 〇〇「向こうでファンの子たちに囲まれてるよ。」 宇賀神「じゃあ、先に。バンビ、優勝おめでとう。」 〇〇「こっちこそ、ありがとう。宇賀神さんの作戦をみんなに伝えたら、いい流れに乗れたみたい!」 宇賀神「そう。いい試合が見られて、よかった。」 〇〇(やったね!バレーボール部続けてきてよかったな!!) 優勝以外 友好以上 〇〇「準優勝、全国2位!!ちょっと残念だけど、結果は残せたよね!」 宇賀神「お疲れ様、バンビ。カレンは?」 〇〇「うん。向こうでファンの子たちに囲まれてる。」 宇賀神「……そう。助言は活かされていたのに……惜しい試合だった。」 〇〇「うん、みんなでがんばったんだけど……」 宇賀神「その努力はまたどこかで報われる。星はバンビを見放してない。」 〇〇「ありがとう、宇賀神さん……」 〇〇(負けちゃったけど、バレーボール部続けてきてよかったな……) 新体操部 友好以上 宇賀神「どうしたの、バンビ?顔色、悪い。」 〇〇「宇賀神さん……わたし、上手くやれるかな。」 宇賀神「わたしがダメって言ったら、バンビは出場を止めたり、手を抜いたりする?」 〇〇「!! そんなことはしないけど。」 宇賀神「なら、聞く必要はない。全力を尽くせばいい。」 〇〇「……わかった、ありがとう。わたしのせいいっぱいの力、出してくるね。」 〇〇(よし……がんばらなくちゃ!) 優勝 友好以上 〇〇「やったー!“はば学”新体操部、優勝!日本一なんて……嬉しい!」 宇賀神「バンビ、優勝おめでとう。」 〇〇「ありがとう!宇賀神さんが気合いを入れてくれたおかげだね!!」 宇賀神「演技の前とぜんぜん違う。」 〇〇「ふふっ、心配させちゃったよね?」 宇賀神「ううん。演技に迷いがなくて安心した。優勝おめでとう。」 〇〇(やったね!新体操部を続けてきてよかったな!) 優勝以外 友好以上 〇〇「2位かぁ……すごく残念だけど、いい思い出になったよね!」 宇賀神「バンビ?」 〇〇「宇賀神さん、わたしダメだった……」 宇賀神「ううん、お疲れ様。」 〇〇「はげましてもらったのに、ごめんね。」 宇賀神「勝ち負けは関係ない。バンビの全力の演技、素敵だった。」 〇〇(負けちゃったけど、新体操部を続けてきてよかったな……) 文化部マスター 吹奏楽部 宇賀神「バンビ。コンクール優勝、おめでとう。」 〇〇「宇賀神さん、ありがとう!みんなと一緒にいい演奏ができたよ!」 宇賀神「みんなの星の輝きもハーモニーを奏でていた。」 〇〇「そうなんだ……あの一体感、また体験したいなあ。」 宇賀神「わたしもまた聴きたい。期待してる。……それじゃ。」 〇〇(うれしい!吹奏楽、がんばってきてよかった!) 美術部 宇賀神「バンビ!」 〇〇「えっ、宇賀神さん!?どうしたの?」 宇賀神「バンビの絵、金賞とったから。お祝いを言いに来たの。」 〇〇「ありがとう!でも、宇賀神さんだって。」 宇賀神「バンビが金でわたしが銀。一番嬉しい結果になった。」 宇賀神「あ……わたしも喜ぶべき?」 〇〇「ふふっ!“おめでとう、わたしたち”だね?」 宇賀神「うん!」 〇〇(うれしいな。がんばって描いてよかった!) 生徒会執行部 宇賀神「バンビ。模範生徒の表彰、おめでとう。」 〇〇「うん、ありがとう。これも星の導きのおかげかな?」 宇賀神「そう。ただ転落もありうる。注目される者こそ、努力を惜しんではだめ。」 〇〇「わかった、これからもがんばる。」 宇賀神「でも今は誇っていい、自分の努力を。……じゃあ。」 〇〇(生徒会をがんばってきてよかったな!) 手芸部 宇賀神「バンビ。デザインコンテスト優勝おめでとう。」 〇〇「宇賀神さん、ありがとう!」 宇賀神「結果はわかっていたけど、やっとおめでとうが言えた。」 〇〇「さすがだね!あ……それなら先に教えてくれてもよかったんじゃ?」 宇賀神「それは運命への干渉。」 〇〇「確かに、そしたらワクワクできなかったかも。」 宇賀神「飾られてた作品、素敵だった。……じゃあ。」 〇〇(うれしいな!がんばってよかった!) メール 初回 『バンビへ』 メールアドレスありがとう。さっそく送ってみました。 これからよろしくね(´∀`)ノ 宇賀神と遊ぶコマンド全成功 『星の恵み』 いま、バンビが最も輝ける時期。でも、あまり無理はしないでね。 宇賀神と遊ぶコマンド全失敗 『星の報せ』 バンビのオーラが弱くなってる。もっと内側から輝かないとダメ。 コマンド全失敗 『星の警告』 いま、バンビの星は自ら輝くことが困難な周期。無理をすると余計に傾くから、気をつけて。 友好 『占いのこと』 バンビは好き? ときどきだけど、すごく困ることがある。 良い結果はみんな喜ぶし、わたしも嬉しい。悪い結果が出たときは、伝えるのすごく苦しい。でも、うそも言えない。 わたしの一番苦手な時間。 二学期前 『夏の思い出』 夏ってきらいだけど、バンビと遊んだ日は別。夏休みが終わるの、少し残念(’_’) 今年の夏は、今までで一番夜空がきれい。流れ星が毎日見られるよ。バンビも今晩見てみて。 願い事は、一つの星にひとつ。それでもじゅうぶんなくらい、たくさん見られるから。 バレンタイン前 『恒例の儀式』 世の中が浮かれてる。2月14日のせいで。 べつにいやなわけじゃないけど、苦手。これからまたしばらく恋の行方を占い続けるのかな…… バンビ。恋の行方は、先に知らないほうが幸せな事もあるよ。覚えておいて? 期末試験前 『テスト前』 校内の空気が重い。この時期、苦手……(ーー) 星は、努力しない人には進むべき道を教えてくれない。テストのヤマを占えって相談がくるの、本当に困る。 やだな…… 2年目前 『2年生』 春休みって短い。もっと長ければいいのに。 バンビと同じクラスになれるかな。星の声に聞くのもいいけど楽しみにしておこうと思う(’_’) 3年目前 『3年生』 短い春休み。バンビは楽しんでる? 休みが明けたらとうとう最終学年。進路とか、ちょっとめんどくさい。 バンビはこれからのこと、もう決めてる? わたしはまだ悩み中。最後まで悩むかも。 卒業前 『バンビへ。』 いま、なにしてる? わたしは、写真を見てたよ。バンビとカレンとわたしの3人で一緒に撮った写真。 卒業式なんて、ぜんぜん先のことだと思ってたのにもう目の前。なんだかさびしい。 卒業してもわたしたち3人、ずっと一緒にいたい(’_’) お見舞い 友好 ○○「あ、電話……もしもし。」 宇賀神「バンビ。」 ○○「ミヨ! どうしたの?」 宇賀神「……心配だったから。寝てた?」 ○○「ううん、大丈夫。」 宇賀神「元気そう。星の導き通り。」 ○○「あ、占ってくれたんだ。」 宇賀神「うん、もう快復する。」 ︙ 宇賀神「じゃあ、もう切る。治りかけこそ、休むべき。」 ○○「うん、電話くれてありがとう。」 宇賀神「いい。じゃあ。」 ○○(ミヨ、心配してくれてるんだ……早く治さなくちゃ!) 親友以上 ○○「はーい、起きてるよー。」 宇賀神「バンビ、入るよ。」 ○○「え、ミヨ!? うん、どうぞ。」 宇賀神「バンビ、大丈夫?」 ○○「うん、もうだいぶ楽になったよ。わざわざありがとう。」 宇賀神「そろそろ元気になる頃だって結果が出たから……」 ○○「占ってくれたんだ、ありがとう!ちょうど退屈してたんだ。」 宇賀神「わたしも退屈……」 ○○「え?」 宇賀神「バンビがいないと退屈。早く一緒に遊びたい。」 ○○「ミヨ……」 宇賀神「ごめん。無理しないで、ゆっくり休んで。」 ○○「ううん、もう大丈夫。早く一緒にあそぼ!」 宇賀神「うん……あとこれ、食べられそうなら。」 ○○「あ、メロン? ありがとう!」 宇賀神「どういたしまして。」 ︙ 宇賀神「長居しても悪いから、もう行く。お大事に。」 ○○「うん、来てくれてありがとう。」 宇賀神「……いい。」 ○○(ミヨ、心配してくれたんだ……早く治さなくちゃ!)
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喫茶店会話(友情)好きな食べ物 好きなスポーツ 学校のことについて お互いについて 異性の好みについて 女の子らしさについて 男の子同士の友情って 男女の友情って 恋してる? 喫茶店会話(愛情)男の人って 異性の好みについて 女の子らしさについて ドキドキする時って 男の子同士の友情って 男女の友情って 恋してる? キスについて スキンシップについて 喫茶店会話(友情) 好きな食べ物 〇〇「2人は、好きな食べ物違うよね?」 琉夏「コウは肉食獣だから。」 琥一「“獣”ってなんだ。テメェなんか虫みてぇに甘いもんばっかじゃねぇか。」 琉夏「魚も喰うね。」 琥一「威張んな、バカ。」 〇〇「まあまあ。ねぇ、じゃあいつも夕ご飯はどうしてるの?」 琉夏「夕ご飯って言うか、なぁ?」 琥一「まぁ、腹が減った時、な。」 〇〇「じゃあ、好きな時間に、好きなものばっかり?」 琉夏「それは……なぁ?」 琥一「まぁ……大体、な。」 〇〇「そんなこと続けてたら、いつか病気になっちゃうよ!?」 琉夏「それは大丈夫。身体だけは丈夫だもんな?」 琥一「まあな? 鍛え方が違うからよ。」 〇〇(いつか後悔すると思う……) 好きなスポーツ 〇〇「ねぇ、2人でスポーツとか、一緒にやらないの?」 琥一「はぁ? やんねーよ、気味悪ぃ。」 琉夏「コウが俺と一緒にスポーツ……無い、絵的に無い。」 〇〇「でも、2人ともいろいろ得意だから、同じスポーツすることもあるでしょ?」 琥一「まあ、空手くらいか? 中坊まではな。」 琉夏「組み手はよくやったな? つーか、道場で組まされたから。」 〇〇「そっか……空手ね。他には?」 琥一「あぁ……あれはどうだ。ボウリング。」 琉夏「あぁ、通ったな。やっぱ中坊の頃、学校の帰りに。」 〇〇「今は一緒にやらないの?」 琥一「まぁ、バイトで生活に追われてるしよ。」 琉夏「そういうこと。コウ、負けっぱなしだしね。」 琥一「はぁ? 誰がだコラ、泣かすぞ。」 琉夏「上等だコラ。」 〇〇「はいはい、ケンカしない!」 〇〇(やっぱりこの2人、仲がいいんだな……) 学校のことについて 〇〇「ねぇ、2人とも学校は、どう?」 琥一「はぁ? 生活指導かよ。」 琉夏「まあまあ。そうだな……楽しいよ。思ってたよりね。」 〇〇「そっか。良かった。」 琥一「まあ、そうだな……中学の頃と比べりゃ、平和なもんだ。」 〇〇「中学は、公立だっけ?」 琉夏「そう。ちょっとゴタゴタあって、毎日ピリピリしてたから。」 琥一「メンドクセーからずらかることにした。で、はば学だ。」 〇〇「そうだったんだ……でも、もう今は大丈夫だよね?」 琉夏「……だよね?」 琥一「こんなウルセーのが始終くっついてたら、そうそうバカできねぇだろ。」 琉夏「そうだな。」 〇〇「……ん? わたしのこと?」 琥一「さあな?」 琉夏「褒めたんだよ、コウは。“ありがとう”ってさ。」 〇〇「うん……じゃあ、よし。」 お互いについて 〇〇「一度聞きたかったんだけど、男兄弟って、お互いのことどういう風に考えてるの?」 琉夏「どうって言われても……どう?」 琥一「あぁ? どうもこうも……兄弟だろーが。」 〇〇「そうじゃなくて、ライバル関係とか、友達関係とか。」 琉夏「あぁ、そういうアレか。そうだな……主従関係?」 〇〇「主従関係!? じゃあ、主はどっち?」 琉夏「俺。コウの物は俺の物、俺の物も俺の物だから。な?」 琥一「ぶん殴るぞ?」 琉夏「じゃあ、ボケとツッコミ。俺、ツッコミ。」 琥一「どう見てもボケだ、テメェは。」 琉夏「なんでやねーん!」 琥一「ウルセー、他の客に迷惑だろーが。」 〇〇(本当に仲がいいんだな……) 異性の好みについて 〇〇「やっぱり、2人で好きな女の子の話とか、する?」 琥一「はぁ? しねーよ、女じゃあるまいしよ。」 琉夏「ないない。」 〇〇「そっか……じゃあ、お互いの好きなタイプとか、分からないんだ?」 琥一「…………」 琉夏「…………」 〇〇「あれ?」 琉夏「さて、と……そろそろ行こうか?」 琥一「そうだな、それがいいな?」 〇〇(……あれ?) 女の子らしさについて 〇〇「ねぇ、2人は、女の子らしさって、何だと思う?」 琥一「メンドクセーな……」 琉夏「どしたの?」 〇〇「いつも一緒にいるんだから、そういう価値観、似てるんじゃないかなって。」 琉夏「そんなこと言ったら、いつも一緒の女の子が……なぁ?」 琥一「あ? おう、そうか。いたいた、女らしいのが。」 〇〇「……なに?」 琉夏「いや、女らしいなって。」 琥一「おう。三歩下がってついて来るしな?」 琉夏「そうそう。言葉づかいも丁寧だし、すぐ怒んないしな?」 〇〇(ううっ……ヤブヘビだったか) 男の子同士の友情って 〇〇「ねぇねぇ、兄弟の間でも、男の友情って感じるもの?」 琉夏「あぁ、友情ね……えぇと、コウにパス。」 琥一「あ? なんだ、友情だ? そんなもんオマエ……ねーよ。」 〇〇「無いの!?」 琉夏「まあ、一緒に育ってるから、あんまりそういう風にはなぁ?」 琥一「おぅ、つーかオマエ、気持ち悪ぃ質問すんな。」 〇〇「でもさ、2人はすごく仲がいいでしょ?」 琉夏「そんなことないだろ。なぁ、コウ?」 琥一「そうだぞ? 何ならコイツ、ぶん殴って見せるか?」 〇〇(2人とも、なんか照れてるみたい……) 男女の友情って 〇〇「ねぇ、男女の友情って、あるのかな?」 琉夏「あるのかな、コウ?」 琥一「メンドクセーからパス。」 〇〇「じゃあ、2人ともいつか結婚したら、相手のお嫁さんとは、友達になりたい?」 琉夏「あぁ、そういうこと。そういうことなら、な、コウ。」 琥一「メンドクセーからパス。」 〇〇「もう……よくわかんないなぁ。」 琉夏「わかんない方がいいこともあるんだ。な、コウ?」 琥一「メンドクセーからパス。」 琉夏「じゃあ俺もパス。」 〇〇(なんか、はぐらかされちゃった……) 恋してる? 〇〇「ちょっと聞きたいんだけど、いい?」 琥一「ダメでも聞くんだろーが?」 〇〇「そうなんだけど……兄弟の間で相手が恋してたら、わかっちゃうもの?」 琉夏「俺、わかる。」 琥一「ウソつけ。」 琉夏「わかるね。コウは恋してる。」 〇〇「そうなの!?」 琥一「はぁ!? バカか、テメェは?」 琉夏「やっぱな。図星だと、コウは声が裏返る。ラブラブだ。」 琥一「ラブ――バカ、たまたまだ!」 琉夏「ほら、まただ。」 琥一「テメェな……自分のこと棚に上げんのも大概にしとけ?」 〇〇「琉夏くんも……」 琉夏「えっ? いや、俺はほら、恋に恋するタイプだから。」 琥一「ヘッ、苦しいな、おい?」 琉夏「コウもな?」 〇〇「……?」 琉夏「ここは一旦、ドローってことで。」 琥一「飲んだ。」 〇〇(??? なんなのよ……) 喫茶店会話(愛情) 男の人って 〇〇「男の人って、いつもどんなこと考えてるの?」 琉夏「やらしいこと。」 〇〇「もう! じゃあ、琥一くんは?」 琥一「さあな? オマエはどうなんだよ?」 〇〇「わたし? わたしは……」 琉夏「今、誰のこと考えてる?」 〇〇「え、誰って……」 琥一「“えっ”じゃねぇんだよ。」 琉夏「コウ、いじめんなよ。」 琥一「オマエがな?」 〇〇(ビックリした……) 異性の好みについて 〇〇「ときどきは、2人で好きな女の子の話とか、する?」 琥一「しねーな」 〇〇「そっか」 琉夏「してみる?」 琥一「するまでもねーだろ。テメェの場合は」 琉夏「コウもな?」 〇〇「えっと……」 琉夏「罪、重いよ?」 〇〇(……罪?) 女の子らしさについて 〇〇「2人は、女の子らしさって、どういう時に感じる?」 琥一「ルカ、オマエこいつに余計なこと言ったのか?」 琉夏「言わねぇよ。コウだろ、いつもつまんねぇこと言うのは?」 〇〇「そ、そうじゃなくて! 兄弟だと考え方も似てくるのかなって」 琥一「くだらねぇ……そういうことかよ」 琉夏「でも、そうかもしんないぜ? 2人で同じ女の子、見てたんだからさ」 〇〇(女の子って、もしかして……) ドキドキする時って 〇〇「2人が女の子にドキドキするのって、どういう時?」 琉夏「えぇと……エッチ系の話?」 琥一「バカ。」 〇〇「ちがう! そうじゃなくて、もうちょっと精神的な。」 琉夏「そうだな……コウは?」 琥一「あぁ? 俺にふるなって……」 琉夏「今だったりして。な、コウ?」 琥一「ウルセー、黙ってろ。」 琉夏「恐ぇんだよ、スゴむなよ。」 〇〇「もう、ケンカしないで!」 琥一「誰がさせてんだよ。」 〇〇「え?」 琉夏「気にすんな、八つ当たりだよ。」 〇〇(わたしのせい、なのかな……) 男の子同士の友情って 〇〇「男の子同士の友情って、強いんだよね?」 琉夏「らしいね。でも、なんで?」 琥一「俺らにケンカすんなって言いてぇんだろ」 琉夏「あれ、ケンカしてたんだっけ?」 琥一「さあな? オマエがしてぇなら、してねぇんだろ」 琉夏「つっかかんなよ」 琥一「オマエがな?」 琥一「今日は気分が悪ぃ。そろそろ引き上げねぇか?」 〇〇(ハァ……どうしてこうなっちゃうんだろう……) 男女の友情って 〇〇「ねぇ、男女の友情って、あるよね?」 琉夏「無いね」 琥一「即答かよ」 琉夏「コウは“ある”派?」 琥一「いけねーのかよ?」 琉夏「いや? 珍しくイイ子ぶるからさ」 琥一「言いてぇことがあんなら言えよ」 琉夏「そのうちな」 〇〇「ゴメン、2人ともやめて?」 琉夏「こっちこそゴメン……やんなっちゃうな、俺らガキで」 〇〇(琉夏くん……) 恋してる? 〇〇「恋愛って、難しいね……」 琥一「なんだ、急に。」 〇〇「うん……」 琥一「ルカ、何とかしろ。」 琉夏「この空気を?」 〇〇「ゴメン、さっきの忘れて?」 琉夏「いいんだ。難しいのは、最初から分かってた。ただ、気づかないふりしてたんだ。そうだろ?」 琥一「知らねーよ。」 〇〇(わたし、2人を傷つけてるのかな……) キスについて 〇〇「えぇっと……怒らないで聞いて欲しいんだけど……」 琉夏「聞いたか、コウ?」 琥一「いちいち俺の顔色うかがうんじゃねぇよ。」 琉夏「それで、なに?」 〇〇「2人とも……キスって、大事なことだと思う?」 琥一「はぁ?」 琉夏「コウ。」 琥一「怒ってねぇだろ。」 〇〇「うん、男の子は違うのかなって、少し気になって……」 琉夏「そういう話はさ、3人じゃない時にしよう。」 〇〇「そうだね……ゴメン。」 琥一「謝んな。バカは俺らだ。」 〇〇(えっと、困ったな……) スキンシップについて 〇〇「2人はスキンシップって、どう思う?」 琉夏「コウは?」 琥一「なんで俺にふんだよ。」 琉夏「苦手そうじゃん。スキンシップ。」 琥一「フツーはそうなんだよ。」 〇〇「そういうもの?」 琉夏「人によるだろ?」 琥一「オマエは得意そうだな?」 琉夏「まあな。そうだよね?」 〇〇「えっ?」 琥一「おい。テメェまさか……」 琉夏「バカ、冗談だよ。」 琥一「チッ。」 〇〇(嫌な感じだな……)
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Naoto Takami 高見 公人【たかみ なおと】 ときめきメモリアルのラジオドラマシリーズに登場する、藤崎詩織の幼なじみの少年。 いわば『1』の主人公と同じ立場に当たる。 担当声優は小野坂昌也氏。 ちなみに小野坂氏はゲーム本編で女性声優が声を当てるときの主人公の台詞読みをやっている。 隣の家に住む詩織に憧れており、ことあるごとに詩織にアプローチをかけては邪魔が入るかわいそうな男である。 なお小野坂昌也は、後に虹色の青春でサッカー部コーチ役で、ゲームで初出演。 虹色の青春のドラマCDでは、藤崎詩織と知り合いで明らかに気があるような描写があり 上記ラジオドラマシリーズの設定を入れたようなものになっている ちなみに、電撃文庫におけるノベライズで同じ立場に当たるのは「高野直也」。 名字が「高○」で名前が「なお×」である点が共通している。 関連項目 キャラクター(本家)
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文化祭会話1年目 2年目 3年目 出展クラス出展1年目・メイド喫茶 2年目・お化け屋敷 吹奏楽部1年目・クラシック 2年目・ゲームミュージック 3年目・サード・ストーリー 美術部1年目・デッサン展 2年目・油絵展 3年目・壁画展 生徒会執行部1年目・雑用 2年目・資材担当 3年目・フロア担当 手芸部1年目・カジュアル服 2年目・パーティードレス 3年目・ウェディングドレス 学園演劇主役 裏方 文化祭会話 1年目 〇〇(あ、琉夏くんだ。) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「琉夏くん、クラス展示の見物?」 琉夏「仕事中。なんかさ、困ったこと無い?」 〇〇「困ったこと? えぇと……特にないけど?」 琉夏「じゃあさ、迷子になってたりしない?」 〇〇「迷子? ここ学校だよ? ねぇ……なにしてんの?」 琉夏「案内係。困った人の手伝いすんだ。」 〇〇「へぇ、そうだったんだ! 偉いね?」 琉夏「まぁね。会長に頼まれて、断れなくて……いろいろ。」 〇〇「ふふっ……あれ? でも、そういうのはお客さんにした方がいいんじゃないの?」 琉夏「え? あぁ、そっか。そんじゃあ……お、いた。ねぇねぇ、アンタ、なんか困ってない?」 男性客「は? え、俺ですか?いや、べつに……」 琉夏「冷たいこと言うなって。よく考えてみ? なんか困ってんだろ?」 男性客「そ、そんなこと言われても……」 〇〇(琉夏くん、かえって困らせてるような……) 2年目 ???「困ったお客さんいるー? 困ったお客さーん……」 〇〇(ん? ……あ!) 〇〇「琉夏くん!」 琉夏「〇〇ちゃん。ねぇ、困ったお客さんいない?」 〇〇「こっちは大丈夫だよ? 今年も困ったお客さんのお手伝い?」 琉夏「まあね。聞いて、去年のアンケートでさ俺、褒められてたんだって。案内してくれて助かったって。」 〇〇「へぇ、すごい!」 琉夏「もっと褒めて。」 〇〇「琉夏くん、偉い!」 琉夏「じゃあ次は、手を後ろで組んで首をちょっと――」 女性客A「すみませ~ん! 案内係の人ですか?」 琉夏「お、案内係呼んでる。はいはーい!」 女性客B「体育館に行きたいんですけど。」 琉夏「あいよ。2名様ごあんなーい!」 女性客A「ねぇねぇ、超カッコよくない?」 女性客B「ホント……なんか得しちゃったね?」 〇〇(なんか趣旨が変わってるような……でも、いいことだよね?) 3年目 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇(あ、琉夏くん!) 〇〇「今年も困ってるお客さんの案内係? がんばってるね?」 琉夏「シーッ!」 〇〇「?」 女性客A「案内係さんいた?」 女性客B「見失っちゃった~! 体育館の方、探してみる。」 女性客A「じゃあ、わたし第2校舎に行ってみる!」 〇〇「なんだかモテモテだね……」 琉夏「まぁね……今年は俺の方が困ってる感じ……」 琉夏「……行ったか。よし、そんじゃね?」 〇〇「でも、大丈夫?」 琉夏「ダイジョブ。本当に困ってる人、探してくる。」 〇〇「そっか。うん、がんばって!」 〇〇(琉夏くん、ちょっと変わったな) ▲ページトップ 出展 クラス出展 1年目・メイド喫茶 友好 〇〇「紅茶とサンドイッチ、お待たせしました。」 〇〇(ふぅ……こんなにお客が来るなんて想像してなかった……) 琉夏「へぇ……」 〇〇「あっ、琉夏くん。いらっしゃいませ!」 琉夏「おっ、メイドさんだ。カーワイイー♡ 」 〇〇「もうっ! ……ホントに?」 琉夏「マジ。それじゃ、ご主人様に、コーヒーとホットケーキをもらおう。」 〇〇「ふふっ。申し訳ございません。ホットケーキは扱っておりません。」 琉夏「そっか、残念。じゃ、とりあえずコーヒーね。」 〇〇「かしこまりました!」 好き以上 〇〇「紅茶とサンドイッチ、お待たせしました。」 〇〇(ふぅ……こんなにお客が来るなんて想像してなかった……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。いらっしゃいませ!」 琉夏「わっ……メイドさんだ。」 〇〇「うん、女子みんなで揃えたんだよ?」 琉夏「へぇ、ホント……ヤベェ……やっぱ一番かわいい……」 〇〇「なに?」 琉夏「なんでも? コーヒーちょうだい?」 〇〇「かしこまりました! 他に、サイドメニューもございますが?」 琉夏「あ、そうか。えぇとね……やっぱいい。」 〇〇「……? ブレンドコーヒーひとつ、入りまーす!」 成功 琉夏「コーヒー、うまいね。」 〇〇「ホント? よかった。」 琉夏「メイドさんもカワイイし……ねぇねぇ、あのサンドイッチも、うまそうだね?」 〇〇「あ、サンドイッチはわたしが作ったんだよ!」 琉夏「マジ? メイドさんが? それは食わなきゃ。」 〇〇「ふふっ、ほら、そこに、メニューにあるでしょ?」 琉夏「あ、ホントだ。あぁ、なるほどね……お友だち割引ってあったっけ?」 〇〇「…………」 〇〇(でも、喜んでもらえたみたい。よかった!) 失敗 琉夏「スッパ苦い……」 〇〇「えっ?」 琉夏「コーヒー、煮詰まってる。」 〇〇「あっ! ポット、間違えたかも……」 琉夏「目は得したけど、ベロが可哀そうなことに……」 〇〇(うう……大失敗……) 2年目・お化け屋敷 友好 〇〇「世にも恐ろしいよ~お化け屋敷だよ~」 〇〇(ふぅ……お化けになって客寄せは大変だ……) 琉夏「あっ、お化けだ。」 〇〇「あ、琉夏くん! お化け屋敷だよ~」 〇〇「どう? 」 琉夏「入ってもいいけど、俺、お化けの方がいい。」 〇〇「じゃあ、お化けになったつもりで! お客様一名、入りまーす!」 好き以上 〇〇「世にも恐ろしいよ~お化け屋敷だよ~」 〇〇(ふぅ……お化けになって客寄せは大変だ……) ???「お化けください。」 〇〇「あ、琉夏くん! 入って入って!」 琉夏「お化けも付いて来る?」 〇〇「わたしは客寄せだよ。」 琉夏「じゃ、ヤダ。」 〇〇「もう、入って!」 琉夏「それいい……入ろうっと。」 〇〇「お客様、ごあんなーい!」 成功 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん! ずいぶん長くいたね? 面白かった?」 琉夏「面白い。あのさ、コンニャクもっと無い?」 〇〇「裏にいけばあるよ?」 琉夏「とって来よう。楽しい~!」 〇〇(参加してる……でも、大成功かな!) 失敗 琉夏「あれ、出口だ。」 〇〇「あ、琉夏くん。どうだった?」 琉夏「どうってなにが?」 〇〇「怖かったとか、面白かったとか……」 琉夏「どうだっけ? それよりほら、さっきのやって?」 〇〇(ぜんぜんダメみたい……失敗しちゃったかな) ▲ページトップ 吹奏楽部 1年目・クラシック 友好 〇〇(も、もう少しで始まっちゃう……どうしよう、緊張してきた……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。」 琉夏「それ、吹くの?」 〇〇「うん。」 琉夏「スゲェ。楽器できるやつってさ、尊敬する。」 〇〇「そうかな?」 琉夏「ちょっとさ、吹いてみて。プーって。」 〇〇「ダメだよ! もう始まっちゃうから――」 琉夏「ケチ。そんじゃ、後でね。」 〇〇(もう……あれ、でも緊張がおさまったかも……) 〇〇(よーし、がんばるぞ!) 好き以上 〇〇(も、もう少しで始まっちゃう……どうしよう、緊張してきた……) 琉夏「スゲェ、その楽器吹くんだ。」 〇〇「あ、琉夏くん。」 琉夏「楽器できんのって、尊敬する。」 〇〇「そ、そう?」 琉夏「……緊張してる?」 〇〇「うん、ちょっと……」 琉夏「じゃあさ、一緒に逃げちゃう?」 〇〇「え!? ダメだよ、そんなの!」 琉夏「どうしても?」 〇〇「だって――」 琉夏「チェッ、じゃあ、諦めるか。」 〇〇(もう……あれ、でも緊張がおさまったかも……) 〇〇(よーし、がんばるぞ!) 成功 〇〇(良かった! 初舞台、大成功みたい!) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。どうだった?」 琉夏「スゲェ。 クラシックの曲だろ? なんかさ、こう……」 〇〇「うん。」 琉夏「寝そうになった。いや、良い意味で。ゴメン、バカで。」 〇〇(やった! 琉夏くんにほめられちゃった!) 失敗 〇〇(ハァ……大失敗……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん……」 琉夏「逃げた方がいい。他の部員にボコられる前に。」 〇〇(ううっ、もっと練習しとけば良かった……) 2年目・ゲームミュージック 友好 〇〇(去年よりは少し落ち着いてるかな。でも、やっぱり緊張する……) 琉夏「よっ、〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。聞きに来てくれたんだ。」 琉夏「いや、見に来た。緊張してるとこ。」 〇〇「もう……」 琉夏「あれ? 本当に緊張してた? じゃあさ、演奏中どうしようもなくなったら、俺の方見て。」 〇〇「琉夏くんの方?」 琉夏「そう。ヘンな顔してやる。」 〇〇「え!?」 琉夏「ほら、もう始まる。そんじゃ、がんばって。」 〇〇(もう、琉夏くん……) 〇〇(よし! がんばるぞ!!) 好き以上 〇〇(去年よりは少し落ち着いてるかな。でも、やっぱり緊張する……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。聞きに来てくれたんだ。」 琉夏「まあね。緊張してるかと思って。」 〇〇「うん……やっぱり、ちょっと。」 琉夏「あらら。じゃあさ、演奏中どうしようもなくなったら、合図して?」 〇〇「合図?」 琉夏「大声で応援してやる。ガンバレーって。」 〇〇「ダメだよ! そんなことしちゃ――」 琉夏「冗談。ほら、始まる。行って?」 〇〇(琉夏くん、緊張をほぐしに来てくれたんだ……) 〇〇(よし! がんばるぞ!!) 成功 〇〇(うん、去年よりいい演奏が出来たかも!) 琉夏「やるな。」 〇〇「あ、琉夏くん。どうだった?」 琉夏「スゲェ。なんかゲームの曲だろ? 燃えた。」 〇〇「よかった!」 琉夏「うん。今度さ、また聞かせて? West Beachでコンサートやって。」 〇〇(やった! 琉夏くんにほめられちゃった!) 失敗 〇〇(はぁ……去年よりダメだったかも……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん……」 琉夏「凹んじゃった。俺は面白かったよ? ほら、ヒムロッチがキリキリしてて。」 〇〇(ううっ、もっと練習しとけば良かった……) 3年目・サード・ストーリー 友好 〇〇(今年は落ち着いていけそう。三年間、がんばってきたおかげかな?) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。来てくれたんだ。」 琉夏「あれ、今年は落ち着いてる。」 〇〇「うん、今年が最後だし、三年生がしっかりしなきゃ。」 琉夏「じゃあさ、今年はこっから見てていい?」 〇〇「いいけど……どうして?」 琉夏「いいじゃん。最後だし。ね?」 〇〇「でも――」 琉夏「ほら、始まる。そんじゃ、後で。がんばれ。」 〇〇「あっ、琉夏くん……」 〇〇(最後の演奏会……よし! おもいっきり楽しむぞー!!) 好き以上 〇〇(今年は落ち着いていけそう。三年間、がんばってきたおかげかな?) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。来てくれたんだ。」 琉夏「あれ、今年は落ち着いてる。」 〇〇「うん、今年が最後だし、三年生がしっかりしなきゃ。」 琉夏「そっか……ねぇ、今年はさ、こっから見てていい? 大人しくしてるから。」 〇〇「いいけど……どうして?」 琉夏「オマエの横顔が好きだから。前からずっと、そうしたかったんだ。」 〇〇「……え?」 琉夏「ほら、始まる。じゃあ、後でね。」 〇〇「あっ、琉夏くん……」 〇〇(最後の演奏会……よし! おもいっきり楽しむぞー!!) 成功 〇〇(三年間で一番いい演奏が出来た。よかった……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「琉夏くん!」 琉夏「お疲れ様。」 〇〇「ありがとう! ……演奏、どうだった?」 琉夏「あ……ゴメン、オマエのこと見てたら、ちゃんと聴くの忘れてた。」 〇〇「もう!」 琉夏「でも、オマエはきれいだった。すごく真剣な顔してて、あぁ、俺はこの人が好きだなって思った。」 〇〇「琉夏くん……」 琉夏「今度さ、またちゃんと聴かせて? West Beachで。」 〇〇(やったー! 琉夏くんにほめられちゃった!) 失敗 〇〇(失敗しちゃった……高校生活最後の舞台だったのに……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。わたし……」 琉夏「うん、がんばった。」 〇〇「…………」 琉夏「こんなのさ、ちょっとプレーオフで負けたようなもんだ。三年間、がんばってたじゃん。」 〇〇「うん……」 琉夏「よし、じゃあ今度さ、うちで演奏会やろう。その時、ちゃんと聴かせて。で、今日はとりあえず……」 琉夏「甘いもの食いに行こう。ハートに効くらしいよ?」 〇〇(最後に失敗しちゃったけど、三年間続けられて良かったな) ▲ページトップ 美術部 1年目・デッサン展 友好 〇〇(今年はデッサン展示。ちょっと地味だけど……) 琉夏「美術部、ここ?」 〇〇「あ、琉夏くん! 観に来てくれたの?」 琉夏「まあね。なんかさ……地味?」 〇〇「うん、今年は、ちょっとね?」 琉夏「ふぅん……オマエの絵、観てこよ。どこ?」 〇〇「そこのデッサン展示の中に……」 好き以上 〇〇(今年はデッサン展示。ちょっと地味だけど……) 琉夏「〇〇ちゃん、来たよ。」 〇〇「あ、琉夏くん!」 琉夏「絵、描いたんだろ? 見せて。」 〇〇「うん、わたしのはデッサンだから、ちょっと地味かも。」 琉夏「デッサン? へぇ、なんかカッコいいじゃん。どこ?」 〇〇「そこの展示の中に……」 成功 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。……どうだった?」 琉夏「スゲェ。ビックリした。」 〇〇「本当!?」 琉夏「うん。サイノーあんだな。あんなのどうやって描くの?」 〇〇「そ、そうかな?」 琉夏「俺も絵描くの好きだけど、下手っぴだからさ、教えて?」 〇〇(やった! 琉夏くんにほめられちゃった!) 失敗 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「琉夏くん。……どうだった?」 琉夏「石膏像と花瓶だろ? もう、大丈夫。」 〇〇「……え?」 琉夏「分かりづらいからさ、説明書きしといた。絵の中に。」 〇〇「えぇっ!?」 〇〇(ううっ……もっと丁寧に描けばよかった) 2年目・油絵展 友好 〇〇(今年はお客さんがいっぱい来てるみたい……) 琉夏「なんか、盛況じゃん。」 〇〇「あっ、琉夏くん。来てくれたんだ。」 琉夏「まあね。今年も、なんか描いた?」 〇〇「今年は油彩画だよ。」 琉夏「お、なんか芸術っぽい。観て来よう。」 好き以上 〇〇(今年はお客さんがいっぱい来てるみたい……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あっ、琉夏くん! 来てくれたんだ。」 琉夏「そりゃ、見せてもらわなきゃ。今年も描いたんだろ?」 〇〇「今年は油彩画だよ。」 琉夏「へぇ、本格的。それでか。最近ゲージュツ家っぽくなってきたと思った。」 〇〇「ふふ、あっちだよ?」 成功 琉夏「〇〇ちゃん、観てきた。」 〇〇「あ、琉夏くん。……どうだった?」 琉夏「ウツクシかった。カレンさんだろ?」 〇〇「よかった!」 琉夏「今度さ、俺も描いて。ウツクシーくね。」 〇〇(えっと……これって遠回しに褒められたのかな?) 失敗 琉夏「観てきた。」 〇〇「……どうかな?」 琉夏「あれは……人?」 〇〇「え? あの、花椿さんなんだけど……」 琉夏「あぁ、そうか……ピカソみたいなこと?」 〇〇(ううっ……もっと丁寧に描けばよかった……) 3年目・壁画展 友好 〇〇(高校最後の文化祭。美術部伝統の壁画だけど……) ???「わっ、混んでるな……」 〇〇「あ、琉夏くん。観に来てくれたんだ!」 琉夏「まあね。なんか、スゲェらしいじゃん。壁画だっけ?」 〇〇「うん、3年全員で制作したの。よく観て行ってね?」 琉夏「オッケー。観て来る。」 好き以上 〇〇(高校最後の文化祭。美術部伝統の壁画だけど……) ???「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。観に来てくれたんだ!」 琉夏「まあね。今日のためにさ、ずいぶん長いこと描いてたろ?」 〇〇「うん、3年全員の力作だよ。よく観て行ってね?」 琉夏「そんな顔されると――あ、ダメ、ウルッと来ちゃった……」 〇〇「ふふ、感想聞かせて?」 成功 琉夏「スゲェな、あれ……」 〇〇「うん。美術部のみんなでがんばったから……」 琉夏「なぁ、花畑の中に教会があるだろ? あれは?」 〇〇「わたしのアイディア。うちの教会の周りはそうじゃないけど、なんかそんなイメージがあって。」 琉夏「そっか。……うん、俺もそんな感じがする。」 〇〇「琉夏くんも?」 琉夏「ああ。いい絵だな……」 〇〇(琉夏くんにほめられちゃった! 三年間続けてきて良かったな……) 失敗 琉夏「ひでぇな、あれ……」 〇〇「えっ!? ……そんなに?」 琉夏「ちがうちがう、落書きのこと。花畑に白い絵具で描いてある。酷いことするヤツがいるな?」 〇〇「それ、落書きじゃなくてわたしが描いたところ……」 琉夏「……え?」 〇〇(ハァ……三年間続けて来たのに、これで良かったのかな……) ▲ページトップ 生徒会執行部 1年目・雑用 友好 〇〇(ふぅ……迷子案内のポスターも貼り終わったし、あとは……) ???「へぇ……ここが迷子センターか。」 〇〇「あ、琉夏くん。」 琉夏「〇〇ちゃん。あれ、オマエも迷子?」 〇〇「違います……生徒会執行部だから、ここで迷子係だよ。どうしたの?」 琉夏「迷子連れてきた。」 迷子「お母さ~ん!」 〇〇「わっ、先に言ってよ!!」 好き以上 〇〇(ふぅ……迷子案内のポスターも貼り終わったし、あとは……) ???「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。」 琉夏「良かった、オマエが居てくれて……」 〇〇「……?」 迷子「お母さ~ん!」 〇〇「わっ!? ボク、どうしたの?」 琉夏「たぶん、迷子。張り紙みて連れて来たんだ。助けて……」 成功 〇〇「お母さん見つかって良かったね? バイバイ!」 迷子「バイバーイ!」 琉夏「もう泣くなよ?」 〇〇「良かった。すぐお母さんが来てくれて。」 琉夏「ああ。オマエさ、子供アヤすの上手いのな。」 〇〇「そうかな?」 琉夏「上手いよ。俺も迷子になれば良かった。」 〇〇(琉夏くん……でも、良かった!) 失敗 迷子「バイバーイ!」 〇〇「良かった。すぐお母さんが来てくれて。」 琉夏「あのさ、そこのジュースとお菓子、俺ももらっていい?」 〇〇「ダメ! 迷子のためにおいてあるんだよ?」 琉夏「俺も迷子だよ? 張り紙の地図見てたら、ここまで来るのスゲェ、迷った。」 〇〇(うっ……大失敗……) 2年目・資材担当 友好 女子生徒「すいませ~ん! 暗幕破れちゃったんだけど!」 〇〇「はーい! ちょっと待ってください!」 〇〇(今年は資材係。忙しくて目が回りそう……) 琉夏「やべぇ、どうしよう……」 〇〇「あ、琉夏くん。……どうしたの?」 琉夏「それが、道に迷っちゃって。俺、迷子?」 〇〇「………迷子係の一年生!」 男子生徒「オッス! なんすか?」 琉夏「ウソでした。ゴメンなさい……」 好き以上 女子生徒「すいませ~ん! 暗幕破れちゃったんだけど!」 〇〇「はーい! ちょっと待ってください!」 〇〇(今年は資材係。忙しくて目が回りそう……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん。あれ、その子もしかして……」 琉夏「そう、オマエなら安心だから。な? このお姉ちゃんと遊んでな?」 迷子「ママがいな~い!」 〇〇「あらら……それが、今年の迷子係は……」 男子生徒「オッス! なんすかっ?」 琉夏「うわっ、こいつ?」 成功 〇〇「はい、暗幕はこのテープで補強して。」 女子生徒「ありがとうございました!」 〇〇「ジュース美味しい? もうすぐママ来るって。」 迷子「うん!」 琉夏「へぇ。」 〇〇「なに?」 琉夏「なんかさ、良妻賢母って感じ。グッと来た。」 〇〇(ちょっと照れるけど……よし、頑張ろう!!) 失敗 迷子「恐い~!」 男子生徒「先輩、泣きやまないっす!」 〇〇「ちょ、ちょっと待って!」 女子生徒「ねぇ! 暗幕は?」 〇〇「えぇと、確かテープが……」 琉夏「おいで、お兄ちゃんと遊ぼう?」 迷子「うん……」 琉夏「ほら、この子と遊んでるから、今のうちに。」 〇〇「ゴメン、助かるよ……」 琉夏「貸しとく。」 〇〇(ううっ……大失敗) 3年目・フロア担当 友好 男子生徒「先輩、ガムテ、切れたんすけど!」 〇〇「確か、もうひと箱予備が――」 女子生徒「先輩、迷子のお母さんから、まだ連絡が……」 〇〇「校内放送、頼んだ?」 迷子「ウワーン!!」 〇〇「ごめんね、ちょっと待って?」 ???「先輩、俺もかまって。」 〇〇「はいはい! ちょっと待って――ん? あ、琉夏くん!」 琉夏「ウソウソ。なんか、手伝おうか?」 好き以上 男子生徒「先輩、ガムテ、切れたんすけど!」 〇〇「確か、もうひと箱予備が――」 女子生徒「先輩、迷子のお母さんから、まだ連絡が……」 〇〇「校内放送、頼んだ?」 迷子「ウワーン!!」 〇〇「ごめんね、ちょっと――」 ???「こっちおいで、イケメンのお兄ちゃんとジュース飲も?」 迷子「うん……」 〇〇「琉夏くん!」 琉夏「助っ人参上。ほら、みんな待ってるよ?」 〇〇「ありがとう!」 成功 〇〇「はぁ……とりあえず、一段落……」 琉夏「お疲れ。」 〇〇「琉夏くんこそ。ごめんね、手伝わせちゃって。」 琉夏「なんの。俺はほら、ジュースとお菓子目当てだから。それより――」 琉夏「仕事している時のオマエさ、普段とぜんぜん違うのな?」 〇〇「そうかな?」 琉夏「みんなが頼りにしてた。後輩たちがさ、目、きらきらさせてオマエのこと見てた。」 〇〇「本当?」 琉夏「うん、カッコ良かった。可愛くてカッコイイ。さすが、俺の彼女。」 〇〇「もうっ、また!」 〇〇(三年間、ずっと生徒会でがんばって良かったな!) 失敗 〇〇「はぁ……」 琉夏「さんざんだったな。」 〇〇「琉夏くん……ありがとう、助けてくれて。」 琉夏「なんの。オマエがあわあわしてんの、面白かった。」 〇〇「…………」 琉夏「ゴメン、泣くなって。三年間続けただけで立派だ。偉い。いい思い出にしなきゃな?」 〇〇(ハァ……でも三年間、生徒会を続けられたんだな……) ▲ページトップ 手芸部 1年目・カジュアル服 友好 〇〇(ギリギリ仕上がったけど、いよいよランウェイ……緊張しちゃうな……) 琉夏「応援に来たよ。」 〇〇「あ、琉夏くん! ありがとう。」 琉夏「きれいなカッコしてんね? モデルさんてこと?」 〇〇「うん、まあね。自分で作った服なんだけど。」 琉夏「それを!? スゲェ……」 〇〇「ありがとう。」 琉夏「あ、メイクしてる。ヘンなの。へぇ……よく見とこう。」 〇〇「もう! あ、もう始まっちゃう! また後でね?」 〇〇(よーし、がんばろう……) 好き以上 〇〇(ギリギリ仕上がったけど、いよいよランウェイ……緊張しちゃうな……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん!」 琉夏「!!」 〇〇「ありがとう。応援に来てくれたの?」 琉夏「え? あぁ、うん。そうだけど……いつもと違うね。」 〇〇「……? お化粧のせいかな。」 琉夏「うん。なんか照れる……きれいなんだもん。」 〇〇「そんなこと言われたら、わたしの方が……」 〇〇「あ、もう始まっちゃう!また後でね?」 〇〇(よーし、がんばろう……) 成功 〇〇(よかった、なんとか成功したみたい!) 琉夏「おかえり。」 〇〇「あ、琉夏くん! 見ててくれた?」 琉夏「スゲェ、カッコ良かった。もう一回やってみ? ほら、クルッって回るヤツ。」 〇〇(やった、大成功!) 失敗 〇〇(転んじゃった……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん……」 琉夏「ぜんぜん有りだ。ほら、コケティッシュ? あ、ダジャレじゃなくて。」 〇〇(琉夏くん、慰めてくれてる……ハァ、大失敗……) 2年目・パーティードレス 友好 〇〇(初めて作ったドレス。自信はあるつもりだけど……) 琉夏「見っけ。」 〇〇「? あ、琉夏くん!」 琉夏「応援に来たよ。へぇ……ドレスってこと?」 〇〇「う、うん……どうかな?」 琉夏「どれどれ?」 〇〇「…………」 琉夏「……まあまあ。」 〇〇「まあまあか……」 〇〇「あっ、もう行かなきゃ!」 琉夏「わっ、背中がまた――」 〇〇「えっ?」 琉夏「…………まあまあ。」 〇〇(よ、よーし……がんばろう!) 好き以上 〇〇(初めて作ったドレス。自信はあるつもりだけど……) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん!」 琉夏「…………」 〇〇「今年はドレスなんだけど……」 琉夏「……うん。」 〇〇「あの……どう?」 琉夏「ギュッてしちゃダメ? ……ちょっとだけ。」 〇〇「えっ!? あっ、もう行かなきゃ!」 〇〇(よ、よーし……がんばろう!) 成功 〇〇(よかった、なんとか成功したみたい!) 琉夏「〇〇ちゃん、おかえり。」 〇〇「琉夏くん! 見ててくれた?」 琉夏「大人の女の人みたいだった。 そのドレスもサイコーに、カッコよく見えた。」 〇〇「やった!」 琉夏「ちょっと、こっち。」 〇〇「……?」 琉夏「え? いや、抱き心地はどんなかなって。」 〇〇(もう! でも、琉夏くんにほめられちゃった!) 失敗 〇〇(転んじゃった……ドレスもダメになっちゃったし……) 琉夏「おかえり。」 〇〇「あ、琉夏くん……」 琉夏「足、ひねんなかった?」 〇〇「ありがとう、大丈夫。」 琉夏「そっか……飴ちゃんあげる。舐めるとさ、ちょっとだけ幸せになるよ?」 〇〇(琉夏くん、慰めてくれてる……ハァ、大失敗……) 3年目・ウェディングドレス 友好 〇〇(今年はウエディングドレス。これで最後なんだ……ゼッタイ成功させなきゃ!) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん! 来てくれたんだ。」 琉夏「スゲェ…… ウエディングドレスだ。」 〇〇「うん、3年生恒例なんだよ?」 琉夏「へぇ……」 〇〇「あの……」 琉夏「食べたい……ケーキみたい。」 〇〇「えっ!?」 〇〇「じゃ、行ってくるね!」 〇〇(よーし……高校最後のショー。しっかりしなきゃ!) 好き以上 〇〇(今年はウエディングドレス。これで最後なんだ……ゼッタイ成功させなきゃ!) 琉夏「〇〇ちゃん。」 〇〇「あ、琉夏くん!」 琉夏「……花嫁さんだ。」 〇〇「うん、3年生恒例なんだよ? ……どうかな?」 琉夏「ヤバい。」 〇〇「えぇと、それは……どっちの意味?」 琉夏「俺の花嫁さんだったらいいのになって意味。」 〇〇「えっ!?」 琉夏「……始まるよ?」 〇〇「うん……」 琉夏「行って? 客席から見てるから。」 〇〇(よーし……高校最後のショー。しっかりしなきゃ!) 成功 〇〇(やったー! 大成功!) 琉夏「〇〇ちゃん、おかえり。」 〇〇「琉夏くん! 見ててくれた?」 琉夏「見てたよ?」 〇〇「どうだった?」 琉夏「お姫様みたいだった。 誘拐したくなった。」 〇〇「ふふっ、ありがとう。」 琉夏「でももう、その他大勢の役で見るのはヤダ。」 〇〇「琉夏くん?」 琉夏「なんでも? ほら、写真撮ってやる。」 〇〇(良かった……三年間、手芸部続けて、本当に良かった!) 失敗 〇〇(転んじゃった……最後のステージだったのに……) 琉夏「怪我は?」 〇〇「あ、琉夏くん……」 琉夏「足、捻ったりしてない?」 〇〇「うん、大丈夫。」 琉夏「うん……大丈夫。本番ではさ、ちゃんと支えてくれる人がいる。」 〇〇「…………」 琉夏「おいで? あっち、人いないから。」 〇〇「えっ?」 琉夏「ギュッてしてあげる。そんで、涙が止まったら、甘いもの食べに行こう。 な?」 〇〇(琉夏くん、慰めてくれてる……) ▲ページトップ 学園演劇 主役 〇〇(もうすぐ始まっちゃう……ハァ、やっぱり緊張するな) 琉夏「ジュリエット。」 〇〇「あ、琉夏くん。」 琉夏「誰それ? ロミオだよ? ……あれ、緊張してる?」 〇〇「そう、かな? 琉夏くんは大丈夫そうだね?」 琉夏「ロミオだってば。ドキドキしてるよ? ジュリエット可愛過ぎるから。」 〇〇「ありがとう。ロミオだって、すごく素敵だよ?」 琉夏「ねぇ、恐いなら、俺のことだけ見てろよ。そうすれば、練習の時と変わんない。」 〇〇「そっか……そうだよね!」 琉夏「だろ?」 放送「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」 琉夏「ほら、始まる。行こう。」 : キャピュレット夫人「汚らわしいモンタギュー! 早く消えておしまい!」 〇〇「ああ、そんな! あの方が、モンタギュー家だなんて! 出会いは早すぎて、知った時には遅すぎたなんて!」 : 〇〇「おぉ、ロミオ……なぜあなたはロミオなの? あの言葉が真実なら、家を捨ててただのロミオに……」 〇〇「月の女神様、どうか気まぐれに、わたしのロミオをここへ……」 〇〇「!! そこにいるのは、誰!?」 琉夏「あなたのロミオです。月に誘われて来ました。」 : 〇〇(わかってはいたけど、すごい人気……) 琉夏「大好きなジュリエット。あなたが僕の名を呼んでくれた。」 〇〇(本当、きれいだな、王子様みたい……) 琉夏「〇〇ちゃん、リラックス。」 〇〇(いけない! 集中しなきゃ!) 〇〇「女神様が聞いてくださったのね! でも、でも! 見つかったらあなたは殺されてしまう!」 琉夏「あなたに会えたから、悔いはありません。いつ死んだって構わない。」 〇〇「そんなことをおっしゃらないで! 私を愛してくださるなら、生涯をともに生きて。」 琉夏「…………」 〇〇「ねぇ、ロミオ……」 琉夏「…………」 〇〇(どうしよう、琉夏くん、台詞忘れちゃったのかな……) 琉夏「不思議だ……あなたにそう言われると、希望に満たされていく……」 〇〇(良かった……) 〇〇「あぁ、運命の再会をしても、あなたはモンタギュー家……お願いです。家を捨て、ただのロミオになって下さい。」 琉夏「月に誓って、そうします。甘い口づけを交わした時から、もう、僕はあなたのものだ。」 〇〇「待って、これではあまりにも唐突。誓わないで。次に会う時に、恋のつぼみが花開くまで。」 琉夏「そうしよう。でも、僕はまだあなたの返事を聞いていない。」 〇〇「いじわる……わたしの独り言を聞いていたくせに。」 琉夏「それでも、もう一度だけ、お願いです!」 〇〇「……愛しています。」 〇〇(うぅ……しばらく女子の目が怖いかも) キャピュレット夫人「ジュリエット? そこに誰かいるのですか?」 〇〇「いけない、お母様よ! もう戻らなくては……」 琉夏「このままあなたをさらってしまいたい……」 〇〇「そうして欲しいけど……今は我慢してください。明日、必ず……」 琉夏「明日、必ず……おやすみ、ジュリエット。」 〇〇「待って、恋人同士のお別れの言葉を思い出せない……」 琉夏「それでは、思い出すまでここに居ましょう。」 〇〇「じゃあ、思い出さない。……ああ、意地悪をして、ずっとあなたを帰したくない。」 琉夏「あなたのかごの鳥になれたら……きっと明日、夢の続きをみよう。」 : 〇〇(琉夏くんってすごいな……お芝居だって分かってても、泣けてきちゃった……) 裏方 〇〇(ふぅ……なんとか間に合ったみたい……) ???「どんな感じ?」 〇〇「あ、琉夏くん。どこ行ってたの?」 琉夏「プラプラ見てた。」 〇〇「もう……ちゃんと手伝った?」 琉夏「手伝ったよ?」 〇〇「……本当?」 琉夏「ホント、ホント。」 放送「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」 琉夏「ほらね、無事に始まった。」 〇〇(もう……でもみんな焦ってないし、いいのかな?) : ジュリエット「月の女神様、どうか気まぐれに、わたしのロミオをここへ……」 ジュリエット「!! そこにいるのは、誰!?」 ロミオ「あなたのロミオです。月に誘われて来ました。」 : 〇〇(うん、二人ともいい感じ!) 琉夏「どう?」 〇〇「あ、琉夏くん! これから丁度、名シーンだよ?」 琉夏「うん、ホントだ。」 : ジュリエット「でも、でも! 見つかったらあなたは殺されてしまう!」 ロミオ「あなたに会えたから、悔いはありません。いつ死んだって構わない。」 〇〇「ロミオってすごいな……殺されちゃうかもしれないのに会いに来るなんて。」 琉夏「ああ。でも、ジュリエットがそうさせたんだ。ほら、ここ。」 : ロミオ「あなたの言葉が、僕を生きる希望で満たすのです!」 : 〇〇「うん……二人とも、すごく情熱的だよね?」 琉夏「でもロミオはね、きっとジュリエットに出会うまで生きてる感じがしなかったんだ。」 〇〇「そう言えば、ジュリエットに出会うまで、軽薄な感じだった。」 琉夏「でも、変われた。……そうだろ?」 〇〇「うん、だから世界中の恋人の憧れになったんだね?」 琉夏「やっぱり、ジュリエットやりたかった?」 〇〇「うん……ちょっとね?」 琉夏「じゃあ、ここから、聞いてて。」 〇〇「……?」 ジュリエット「待って、恋人同士のお別れの言葉を思い出せない……」 ロミオ「それでは、思い出すまでここに居ましょう。」 ジュリエット「じゃあ、思い出さない。……ああ、意地悪をして、ずっとあなたを帰したくない。」 ロミオ「あなたのかごの鳥になれたら……きっと明日、夢の続きをみよう。」 : 琉夏「憶えた?」 〇〇「う、うん、だいたいだけど……」 琉夏「よし。」 〇〇「……?」
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